東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2017年09月29日]

【凱旋門賞】サトノダイヤモンドの現地評価は!?

今は、ロンドン大学で研究調査をしているが、ときどき身分証明書の提示を求められたりして物騒きわまりない。若者の集いを狙ったテロが多いから、大学の祝典などはかっこうの対象なのかもしれない。

とはいえ、当方の関心はもちろん凱旋門賞。前哨戦のフォワ賞で負けたせいで、こちらではサトノダイヤモンドの評価ががた落ち、ほとんど無視されていた。10番人気以下だと、オッズ予想表にすら載らない。

ところが、木曜日の「レイシング・ポスト」ではルメール騎手が来仏したのでインタヴュー記事が載った。彼の感触では前走よりかなり良くなっているが何かもの足りないものがあるらしい。それに重馬場予報を懸念しているようだ。

だが、池江調教師はもっとサトノダイヤモンドに期待しているらしい。あのオルフェーヴルで2度苦杯をなめた経験があるのだから、こちらで軽視されるほど実力がないわけではないと思う。それに、こちらの調教の常識では前哨戦で叩いて本番という意識はそれほどないらしく、そこが低評価の原因だという印象がある。

もともと大本命視されていた4連勝中の

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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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