東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2021年11月20日]

【マイルCS】2強の一角に割り込むのは!?

「ヒラヒラと散っていく1枚の枯葉、1枚が2枚、2枚が4枚、4枚が8枚、8枚が10 と6枚、……」とふざけたイントロがつづき、ほどなくイヴ・モンタンのフランス語版「枯葉」を唄う。深まる秋にふさわしい名曲だから気分がいい。1年半ぶりにカラオケ・スナックに行って声を出してみた。やはりストレス解消にはこれは効果抜群!

明日の日曜日、ある大学の史学会で記念講演を頼まれ、気楽に引き受けたのはいいが、後で分かったのは、講演時間が3時から一時間半。これではマイルCSとまるで重なるではないですか。せめて馬券でも獲らないことには割が合わない、とぼやくしかないよ。

このところ競馬常連組の集まりが悪い居酒屋「青夷」だが、ネット連絡だけが頼り。口撃機関銃ヤマは、⑫グランアレグリアと③シュネルマイスターの2強は堅いと思いつつ、3着までに食い込みそうな穴狙いに徹して、⑪カテドラルを狙うらしい。馬連、3連複、3連単をいろいろ工夫して買うみたい。ギャンブル狂師ミノ先生は、めずらしく馬に惚れているらしく、④サリオスの潜在力を信じているという。それに加えて、⑤サウンドキアラにもちょっぴり気があるらしい。

穴党専科のマスターは、阪神外回りの3勝を評価して、⑩ロータスランドに狙いをつけ、2強の③⑫をからめて3連単6点勝負でいくという強気の敢行。めずらしくマンカフェ応援団長の塾女馬券師ワフさんも声を出し、マンカフェ牝馬産駒⑭リプレーザを狙って、馬連・ワイドの総流し15×2点で勝負するという。

さて、2強は固いとしても、一角に割りこむのは3歳のマイラーと睨んで、21世紀世界最強マイラーのフランケル産駒⑨グレナディアガーズを狙ってみる。相手はやはり日本最強マイラー⑫グランアレグリアでどうしようもない。今週は荒れないような気がするから、手堅くいってみる。


マイルCS

⑨-⑫ ワイド1点で勝負する

③④⑨⑫の3連複ボックス4点で遊ぶ


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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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