東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2025年6月14日]

【宝塚記念】気になるあの馬は今回が狙いごろ!

宝塚と聞くと、春競馬の終わりかと思いたくなるが、安田記念の翌週だし、来週も東京で競馬があるし、なにが落ち着かない気がする。レース間隔が近過ぎて、オークス馬もダービー馬も安田記念馬もまず出走しないから、今年の宝塚記念は古馬中距離最強馬決定戦の趣き大である。

猛暑対策とか梅雨対策とかいうなら、いっそのこと真夏の札幌記念と入れ替えて、洋芝での中距離G1とすれば、海外の馬も出走するかもしれない。このさい宝塚記念の在り方は再考する余地がありそうだが。

宝塚の動向はともかく、居酒屋「青夷」馬券愛好組の口撃機関銃ヤマさんは、混戦模様で馬場もどうなるか分からないなら、いっそのこと昨秋アメリカの大レースBCターフでクビ差2着の③ローシャムパークを狙うことにしたらしい。海外遠征帰り後、栗東滞在で現地調整中もプラス材料で、人気薄だしと本命視。相手本線は人気の実力馬で今春の大阪杯の1、2着馬である①ベラジオオペラと⑮ロードデルレイにするとか。単勝・馬連・3連複・3連単でいくという。

ギャンブル狂師ミノ先生は、全10戦中6勝、2着3回の⑮ロードデルレイから、単勝・馬連・3連複で狙うらしい。

穴党専科のマスター・ジュンは、やや重以上の馬場なら⑨ヨーホーレイクの一発を期待するらしい。7歳馬だが休みが長く、まだ13戦で馬体もまだまだ若いと注目している。

さて、一昨年の菊花賞圧勝後、出走すれば気になるのが②ドゥレッツァ。今度こそ本調子をとり戻したと狙うが、昨秋のJC2着が最高だった。最近では海外遠征帰りが好走する傾向があり、ドバイ・シーマクラシック3着後の今回は狙いごろか。相手は10戦9連対の安定感を重視して⑮ロードデルレイにする。もっとも私は川田騎手と馬券の相性が良くないのが気がかりだが、それは考慮外としておこう。


宝塚記念
②-⑮ ワイド1点で勝負する
②-⑮ 2頭軸、3連複総流し15点で遊ぶ

コチラも注目
【宝塚記念】実はここがベストの舞台!?熟練の技が春のグランプリで炸裂!

うまスクエアメンバー登録

STEP:1メールアドレス入力

メールアドレスの入力

うまスクエアからのメルマガを受け取りたいメールアドレスを入力して下さい。
※携帯のメールアドレスでも、ご利用頂くことが出来ます。

入力されたメールアドレス宛てに【仮登録メール】をお送り致します。
【仮登録メール】に記載されたURLをクリックして頂くと、うまスクエアへのメンバー登録が完了します。

  • メールアドレス(半角英数字)
『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

PR

境和樹 SNS

コンテンツ一覧