東大名誉教授が射抜くワイド1点

[2026年1月25日]

【アメリカJCC】もっともっと自信をもって馬券を買っていい!

寒さ厳しい大寒の時期だが、心温まるニュースが届いた。フォーエバーヤングが米エクリプス賞(ダート古牡馬部門)を受賞したのだから、まったく20年前には想像もできなかったような快挙である。米競馬の最高峰であるブリーダーズCクラシックを勝ったのだから当然かもしれないが、半世紀以上も競馬ファンでいる筆者のような老人には、信じがたいほど嬉しくなる報せである。

バブル経済で儲かった資金はどこに消えたのだという声がしばしばあるが、競馬の世界ではあの時の資金でサンデーサイレンスをはじめとする欧米の名馬を購入したことが、日本競馬の興隆をもたらしたことは歴然としている。だから、日本の馬券ファンはもっともっと自信をもって馬券を買っていいはずだ。

さて、冬競馬のG2戦 AJC杯だが、稿撃機関銃ヤマちゃんは体調が優れないながらも馬券予想となると気力も蘇るらしく、さっそく稿弾が飛び込んできた。強い4歳世代を中心にして、G1でも好走する善戦馬の④ジョバンニをクラシック3冠同様◎でいくらしい。相手は、⑭ドゥラドーレス、⑨ショウヘイ、①チャックネイト、⑫ディマイザキッド、⑮ファウストラーゼンの5頭に絞り、馬連・3連複・3連単で狙うという。

ギャンブル狂師ミノ先生は、今回は騎手の3連複フォーメーションでいくらしい。勝鞍の多い戸崎とルメール、来日したキングさん、息子と一緒だと強い横典に強い4歳馬2頭を加えて6頭の20点でいくという。穴党専科の元店長ジュンは、⑤マテンロウレオはかなり乗り難しい馬と知りつつ、鞍上の横典おじさんと気が合えば破壊力ありと期待して馬連・ワイドで狙うという。キングJが来日したので熟女馬券師ワフさんも参加して、①チャックネイト軸に⑨・⑫・⑭をからめていくらしい。

さてさて、大寒の時節、ここは順当に休養明け3戦目の狙い頃⑫ディマイザキッドを選び、ヤマちゃんの本命である4歳馬④ジョバンニと組み合わせて賭けてみる。松山の好騎乗を期待している。


アメリカJCC
④-⑫ ワイド1点で勝負する
④-⑫ 2頭軸3連複総流し14点で遊ぶ


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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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