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【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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中山11R 有馬記念(G1)(芝2500m)


有馬記念のトレンドは、非根幹距離に実績のある牝馬。



現在、牝馬が連勝中の有馬記念。そして、そのクロノジェネシス、リスグラシューのみならず、昨年はサラキアが11人気2着。17年にはクイーンズリングが8人気2着と人気薄の牝馬が激走しています。

マイルCSを連覇し、先日ターフを去ったグランアレグリアや、昨年引退したアーモンドアイなど、近年、牝馬の活躍がめざましいことは周知の事実。
長く常識とされていた牡馬＞牝馬の図式は既に崩れており、斤量差も相まって、特に重賞戦線における牡馬混合戦では積極的に牝馬を狙った方が得とも言える状況が生まれています。有馬記念もその例に漏れないということ。

そして、有馬記念に関しては、そこに中山芝2500という舞台設定に対する適性という要素が加わります。

それを示すポイントが、2200での重賞実績。

近年好走した牝馬たちは、いずれも2200重賞での好走歴がありました。クロノジェネシス、リスグラシューはいずれも同年の宝塚記念勝ち馬でしたし、昨年、11人気で2着したサラキアは、前走エリザベス女王杯で2着した直後の参戦でした。17年8人気2着クイーンズリングも、過去にエリザベス女王杯を勝った経験があった馬。

有馬記念の舞台である2500に対する適性を、同じ非根幹距離である2200における実績で証明している馬が好走しやすいというわけです。

2200重賞実績のある牝馬。

これが近年の有馬記念の穴パターン。今年も、このポイントにフォーカスを当てて穴馬を探り当てたいところ。

⑥ウインキートス
(オールカマー2着)

⑦クロノジェネシス
(宝塚記念勝ち)

⑬アカイイト
(エリザベス女王杯勝ち)

⑥ウインキートスが今年の穴馬候補。

エリザベス女王杯は10着と惨敗も、内で器用に立ち回ってこそのタイプが外枠を引いた時点でノーチャンス、初の関西圏への長距離輸送もマイナス要因だったと考えられます。
非根幹距離重賞の目黒記念勝ちに加えて、2走前には2200のオールカマーで2着。15着に終わった日経賞は、道中で接触する不利があって参考外ですから、非根幹距離ならまだ底らしい底を見せていないと考えられます。前走と違い、比較的内目の枠を引けたことで、持ち味である立ち回りの上手さを発揮できる条件が揃いました。
トレンドに乗った激走を期待できる下地は整っていると見て、今年ラストの一発を狙います。

それでは皆様、よいグランプリを！

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中山10R
2021フェアウェルS(ダ1200m)
◎⑭ナイトブリーズ

3連勝後、3勝クラスに昇級してから足踏みが続く⑭ナイトブリーズ。

一見するとクラスの壁に当たっているようにも見えますが、2走前は4ヵ月ぶりの実戦ながら乗り出しが11日前で、本数も3本と明らかに追い不足。前走は内枠でゲートのタイミングが合わず出遅れと、ともに敗因はハッキリ。

3走前に昇級緒戦で3着しており、能力的に足りないと見るのはあまりに早計でしょう。

先週もカイタローが8人気3着と穴を開けるなど、今開催も当地で好調のキンシャサノキセキ産駒と、血統的な後押しもあってコース替わり大歓迎。
同じ休み明けでも、今回は先月下旬から熱心に乗込んでおり、2走前とは仕上がり状態も雲泥の差。走り慣れた外目の枠を引いたことで、逆襲の下地は整いました。

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平井雄二のBe The Winner・【有馬記念】このG1だけで通用する馬券攻略法とは？

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