うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)




東京12R
3歳上1勝クラス(芝1600m)
◎⑦キャストロププ

今週から3歳馬と古馬との戦いがスタートします。

降級制度が廃止されて以降、特に1勝クラスに関しては、3歳馬が圧倒的な優位を築きます。そして、この本質的な理由をシッカリ把握しておくことは、馬券作戦上も非常に有効です。

この時期の3歳上1勝クラスのテーマは以下の通り。

①4歳以上の馬は、1年以上負け続けている馬ばかり。
②3歳1勝クラス(またはOP)は、将来のOP級の馬も混在してレースレベルが高くなりやすい
③斤量差がある

これらのテーマに即して考えることで、買える3歳馬、買えない3歳馬、買える古馬、買えない古馬が浮き上がってきます。

たとえば、3歳馬であっても未勝利戦を勝ち上がったばかりの馬は、②のテーマを満たさないので信頼度は下がります。

また、古馬であっても長期休養を挟むなどしてキャリア自体が浅い馬は、①に当て嵌まらないので意外に戦えたりします。また、減量騎手を起用して③のテーマを相殺するパターンもありますね。

そして、特に重要な“買える3歳馬”の典型が「3歳限定の1勝クラス以上のレースを経験している(できれば好走)」タイプ。

土曜の東京12Rでいえば、⑮ロッシニアーナはかなり信頼度の高い3歳馬であり、⑧ゴットランドは危険な3歳馬と考えるべき。

そして、馬券の肝は⑦キャストロププ。

3歳限定の1勝クラスを2度使って、一度は掲示板を確保。連敗で評価が下がるようなら好都合というものです。

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