佐々木主浩の大リーグボール22号

第172球 ［2012年1月22日］

【ＡＪＣＣ】言い訳は無用

有馬記念４着のルーラーシップに関しては、“中山より京都向き”“本来は日経新春杯を予定していた”といった話が私の耳にも入っていますが、ＧＩＩとはいえ今回のメンバーであれば言い訳は無用。この後はドバイへの遠征プランもあるだけに、使う以上は格好をつけてくれるはず。ルーラーシップ中心でここは大丈夫だと思っています。

相手には、前走の快勝で完全復活を印象付けたナカヤマナイト、適距離を使うようになって成績が安定してきたゲシュタルト。成長力が問われる良血トーセンレーヴに、コース巧者のネヴァブション、サンテミリオンまで押さえるつもりです。

【平安Ｓ】は、実績断然のエスポワールシチーの実力を信頼します。ＧＩに向けて賞金を加算したいアドマイヤロイヤル、昨年２着のインバルコ、叩いた上積みが見込めるスタッドジェルランを本線に、レーザーバレット、ヒラボクキング、タガノロックオンまでを相手として考えています。

【by佐々木主浩】

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佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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