うまスクエア

第198球 ［2012年4月29日］

【天皇賞(春)】納得させてくれる勝ち方を

まずは愛馬情報からお伝えします。休養中のキャプテンマジンが、オークス前日の５月19日（丹沢Ｓ・ダート2100ｍ）に戦列へ復帰すると中尾秀先生から連絡が入りました。これでオークス週は土日どちらも東京競馬場に応援に行けることになりました。２頭いずれも無事にゲートインしてくれることを祈るばかりです。


それでは【天皇賞(春)】の検討に入ります。

3200ｍという特殊な舞台であるが故、私が能力と共に重視したいのが「距離経験」です。例え今回がベストな条件でなくとも、菊花賞を制し、前走の阪神大賞典でもあの競馬で２着ならオルフェーヴルで大丈夫でしょう。新聞を読む限り、状態面や大外に入った枠順などを不安視する見方もありますが、この後は日本を代表して凱旋門賞へ挑戦しようとしている馬が、ここで負ける訳にはいきません。菊花賞で見せた３コーナー過ぎからのロングスパートで今回もまとめて差し切ってくれるはず。競馬ファンを納得させてくれる勝ち方を期待しています！

相手には、折り合い面に心配がなく、距離延長で更にパフォーマンスを上げそうなウインバリアシオン、レースを重ねる毎に力をつけ、乗っている鞍上に戻るのも魅力的なギュスターヴクライ。ここを目標にジックリと乗り込まれた昨年の覇者・ヒルノダムールに、距離さえ克服できればここでも上位争いが可能なトーセンジョーダン。以下、ローズキングダム、クレスコグランド、フェイトフルウォーまでを相手として考えています。


それでは、先週はダノンシャークが差し切っていれば…という惜しくもＷＩＮ４で終わった【ＷＩＮ５】に今週も挑戦します。今週の山場は京都10Ｒ。ここを突破すればいいとこまでいけるのではないでしょうか。

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【by佐々木主浩】