うまスクエア

第210球 ［2012年6月10日］

【エプソムＣ】吹っ切れた福永騎手に託す

雨の影響で土曜は、東京も阪神もダート戦では速い時計での決着となりました。阪神のメインレース灘Ｓに出走したキャプテンマジンは、自身の持ち時計を更新する走りを見せてくれたのですが、さすがにタイレコードだとちょっと厳しかったですね。次走に期待です。

それでは、日曜は【エプソムＣ】を検討していきたいと思います。

ダートでは速い時計が出ていますが、これが芝だとどうなるか。道悪巧者が穴を空けるのか、それとも土曜のようにスローの上がり勝負になるのか。恐らく逃げるであろうレッツゴーキリシマが１年の10ヶ月の長期休養明けだけに展開を予想するのも難しいのですが、今週も先週の安田記念同様、福永騎手の騎乗馬・ダノンシャークに託してみたいと思います。

戦績通り１Ｆの距離延長は歓迎で、馬場状態によっては好きな位置取りを取れる器用さも持ち合わせていると思います。終いの脚は確実なので、東京コースもプラスでしょう。

先週の福永騎手のインタビューを聞いて、Ｇ１で有力馬に騎乗する重圧がどれほどのものなのか、そして、その重圧から開放されるには、勝つしかないということが伝わってきました。吹っ切れた福永騎手の手綱捌きに今週も期待です。

相手には、古馬混合戦での活躍が目立つ３歳馬・セイクレットレーヴ、東京へのコース替わり＋鞍上強化で浮上するトーセンレーヴ。Ｇ３なら相手なりに安定感を見せているダイワファルコンに、まだまだ実力を見限れないレッドデイヴィス。以下、トップゾーン、メイショウカンパク、ヤマカツハクリュウを穴で押さえるつもりです。

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【by佐々木主浩】