うまスクエア

第217球 ［2012年7月7日］

【松島特別】古馬相手でも通用

先週はマジンプロスパーがＣＢＣ賞を快勝してくれました。私も現地で応援していましたが、本当に強い勝ち方でしたし、パドックで馬を見た時点で今までの休み明けとは仕上がりが違うのが直ぐに分かりました。厩舎スタッフの方々や、応援して下さった皆様には心から感謝しています。

この後はハンデ戦の北九州記念へ出走する予定でしたが、ＣＢＣ賞を勝った事で斤量が増えることを考慮し、セントウルＳへ参戦することになりました。カレンチャンやロードカナロアといった高松宮記念で先着を許した強豪たちの対戦ですが、一戦毎に力をつけている今のプロスパーならいい勝負になるのではと思っています。いい形でスプリンターズＳへ進めるよう頑張って欲しいですね。

それでは、土曜は福島のメイン【松島特別】を検討していきたいと思います。

ここはこれまでの対戦比較から古馬相手でも通用しそうなプレミアムブルーからいきたいですね。前走は、勝ち馬マウントシャスタが続く宝塚記念で見せ場タップリの５着。そして、２着のヤマニンファラオが先週のラジオNIKKEI賞で２着とハイレベルな一戦でしたし、この馬もシンザン記念でジェンティルドンナの３着があるように上のクラスで通用する下地は十分あります。小回り向きの先行脚質を考えれば、福島へのコース替わりはプラスでしょう。稽古でも集中力が出ていい走りでした。ひと息入りましたがデキ落ちの心配はなさそうです。

相手には、同じく３歳馬で弥生賞４着の実績が光るソルレヴァンテ、福島の開催リーディングがかかっている蛯名騎手騎乗のエクセリオン。プレミアムブルー同様、強い相手に揉まれて来たフェイルノートに、ジックリと調整され太目が解消されてきたメイショウサミット。以下、バウンシングライト、シンボリローレンス、トーセンペトリュスまでを相手として考えています。


【by佐々木主浩】