うまスクエア

第240球 ［2012年9月22日］

【大阪スポーツ杯】追い切りでは目を引く動き

トライアルを使ったマジンプロスパーとヴィルシーナは、共にレース後も順調に来ているとの報告を受けています。まずは来週のプロスパーですが、今の中山の高速馬場に対応するだけのスピードは持っていますし、内枠が引ければ面白い存在になるのではないでしょうか。そして、ヴィルシーナに関しては、この前はジェンティルの走りを後ろからジックリと見た内田騎手が、本番ではどんな乗り方をしてくれるのか非常に楽しみです。

また、新馬のヴァレンティーアが坂路で調教を開始しました。中尾秀厩舎ですので、ＣＷで乗り出したらデビュー戦が近付いた合図でしょう。スペルヴィアは復帰までもう少し時間がかかりそうですが、トレセンには戻ってきていますので焦らずに状態を戻していってもらいたいと思います。


それでは、土曜は阪神のメイン【大阪スポーツ杯】を検討していきたいと思います。

休養明けの馬が多く、その仕上がり具合が気になるところですが、ここは前走でダート適性を示したガンジスから入ります。中間は、レースでは騎乗しないにも関わらず小林慎、藤岡祐といったジョッキーが追い切りに跨り、目を引く動きを見せています。この馬も短期放牧明けですが、動きを見る限りデキ落ちはなしと判断しました。

相手には、半年振りでも現級勝ちがありＯＰでも差のない競馬をしてきたアルゴリズム、同じく長期休養明けも今週の坂路で好時計をマークしたセイカプリコーン。地力強化が著しいナムラジュエルに、ここ２走の走りだけでは見限れないアイアムルビー。以下、イーグルドライヴ、キクノストーム、ルグランヴォヤージまでを相手として考えています。


【by佐々木主浩】