うまスクエア

第316球 ［2013年6月8日］

【アハルテケＳ】前走に復調気配

安田記念のヴィルシーナは、こちらの指示通りならあんな競馬になる予定ではなかった為、正直、残念な結果でした。先週のメルマガでも“位置取りは５、６番手”と書きましたが、ウィリアムズ騎手に指示が上手く伝わらなかったのか、まさかの２番手での競馬。結果は想定通り前崩れの差し有利という流れでしたので、位置取り次第ではもっと上の着順を狙えたはずです。まあ、前に行った馬が崩れた中、カナロアとコンマ５秒差なら十分に力を示してくれたとは思いますが、どうもスッキリしないレースでした。

今後は北海道へ放牧に出して、秋はエリザベス女王杯を目標に調整していきます。最近、マイル戦が続いた事で、エリザベス前には少し長めを使っておこうということもあり、今のところ京都大賞典から始動するプランもあります。まずは、春の疲れをしっかりとってリフレッシュして欲しいですね。また、北海道の牧場へ愛馬に会いに行った際に、ファルスターやヴィルシーナのお母さんであるハルちゃん（ハルーワスウィート）のところにも寄って、感謝気持ちを込めて頭を撫でてきました（笑）


それでは、土曜は東京のメイン【アハルテケＳ】を検討していきます。

ＯＰ特別の割には好メンバーが揃いましたが、ここは東京巧者のダノンカモンから入りたいと思います。前走に復調気配が窺えましたし、東京のマイルはＧＩを含む重賞連対が３度もあるベストの舞台。57.5キロでも叩いた上積み＋鞍上・戸崎でもうひと押しがあるでしょう。

相手には、有力どころが軒並み斤量増で出走する中、据え置きの56キロが魅力のタガノロックオン、叩き２戦目での一変に期待したいオーブルチェフ。ダノン同様、この条件ならパフォーマンスを上げてきそうなナムラタイタンに、連勝中の勢いを買いたいスズカセクレターボ。以下、ハートビートソング、ゴールスキー、サンライズブレットまでを押さえようかと考えています。


【by佐々木主浩】