田中充興の人気馬格付けチェック

11月16日(日) 京都11R

エリザベス女王杯(G1) 芝2200m


●上位人気馬格付けチェック
馬番馬名 能力 上昇度 馬券妙味
レガレイラACB
フェアエールングBAA
ココナッツブラウンACB
リンクスティップCAB

※各付けチェックの表記について
上位人気馬を[絶対能力]-[上昇度]-[馬券妙味]の各項目についてABCの3段階で評価しています。

●田中充興の見解
今回は上位人気に支持されている馬、支持されても良い馬が不安点だらけのメンバー構成。まずレガレイラはもちろん強い。有馬記念、前走のオールカマーでマークした指数はここでは1枚上と言える。しかし今回に向けてとなると前走のオールカマーのパフォーマンスが高すぎた事が懸念材料となる。またこういった状況ではその馬の弱点が表に出やすくなる。レガレイラはもともとスタートが良くない馬だけに今回はスタートがかなり不安点となる。

ココナッツブラウンもここでは実績上位の存在になるまでに上昇した馬。しかし今夏の札幌シリーズではレース間隔を詰めて奮戦した。そこから立て直しながら今回を迎えるとなるとピークに持ってくるのは難しい。

本来上位人気に支持されるべき馬と言えばカナテープとステレンボッシュだろう。カナテープは着実に力をつけた。前走は叩き台のような一戦だったはず。普通に考えれば今回は最有力とみても良い。ただこの馬は今回が初距離となる。馬場がやや傷んできた京都で初距離、一気に距離延長となるとガス欠を起こす可能性は否定しきれない。

ステレンボッシュはここでは実績上位の存在。昨秋に無理をした形になってしまい疲れが溜まってスランプ状態、疲れが抜けた時点でいずれ復活する日が来るとは思うが、どうしても狙うとなるとギャンブル的な要素が多い。

リンクスティップはここでは明らかに格下の存在。前走1枠で能力を出し切れなかったので今回上昇が期待できると言う発想もありだとは思うが、人気と実績のバランスが明らかに悪い。

前置きが長くなったが、よって今回のメンバーで一番信頼に足るのはフェアエールングと見る。昨秋から力をつけ、重賞で連続好走するようになった。本来競走馬は勝ったり負けたりするのが自然で、連続で好走できているということはかなり底力が高くなっている証拠。前走のオールカマーは強敵を相手に早めに捲る、掟破りの競馬。直線では完全に後続馬たちの目標にされてしまいとても苦しい展開だったが大崩れせず4着したのは驚かされた。今回は前走の厳しい経験を生かして前進が期待出来る一戦、ライバル馬たちが不安点だらけの中で順調の強みを生かす。

●最終結論
フェアエールング
セキトバイースト
エリカエクスプレス
カナテープ
レガレイラ

●穴の馬連 卍固め
10 - 11(25%)
6 - 11(25%)
4 - 11(25%)
7 - 11(25%)

●3連単
[軸]11 [相手]4.6.7.10(◎1頭軸マルチ 36点)


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田中充興

1968年、東京生まれ。98年に競走馬のダートと芝の成績はまったく関連性がない、という考え方から導き出された「KAMASI!田中式馬券戦術」(KKベストセラーズ刊)を発表。

芝で好成績を残す馬が、突然ダートを使って大敗した後、次走の芝レースで激走する「ダートカマシ」、その逆の「芝カマシ」という革命的な概念を披露。多くの馬券ファンの支持を集め、馬券術のスタンダードとなっている。

現在は、馬券生活者として、さらなる高回収率を目指し、日々馬券術の発展に務めている。

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