うまスクエア

断然人気モンファボリより穴馬リメスが狙える理由

函館2歳S(G3)と同舞台の芝1200m戦を、2歳レコードで圧勝したモンファボリ。

後続に5馬身以上の差をつける大楽勝は世代最初の重賞ウイナーを予感させるに十分な内容も、まさかの大外枠を引き当てたことで一転、波乱の可能性が浮上した。

過去10年の函館2歳Sで8枠から勝ったのは、2013年クリスマス1頭のみ。同馬も函館芝1200mの新馬戦をレコードで圧勝していた共通点があるものの、そのほかは3着が2回あるだけ。特に近5年は(0-0-0-10)という有様だ。

▼函館2歳S枠順別成績(過去10年)
1枠(2-2-0-14)複勝率22.2%
2枠(0-0-2-16)複勝率11.1%
3枠(1-4-3-10)複勝率44.4%
4枠(0-1-2-17)複勝率15.0%
5枠(2-1-0-16)複勝率15.8%
6枠(4-1-1-14)複勝率30.0%
7枠(0-1-0-18)複勝率5.3%
8枠(1-0-2-17)複勝率15.0%

基本的に函館芝1200mは圧倒的に内枠有利のコースで、函館2歳Sの枠順別成績だと『3枠』が2頭に1頭弱が馬券に絡んでいる。過去5年だと17年を除く4回で3着以内。2016、18年は3枠に入った2頭が揃って馬券に絡むなど活躍が目立つ。

今年の函館2歳Sで3枠は最低人気が予想される道営馬ラジアントエンティと、新馬1戦1勝のリメスが入った。2016年には後のオープン馬タイムトリップ(単勝79.1倍)が3着に激走。同馬も当時は新馬1戦のみだけに、好枠を引き当てた今回は穴で狙う価値ありだ。