うまスクエア

前身はグレード制が導入された1984年に創設のウインターステークス。その後、施行時期、施行距離、レース名等の度重なる変更を経て、今年から1400mで行われることとなった東海ステークス(中京・ダ1400m)。

残念ながら今年からグレードがG2からG3へと降格になったのですが、実績馬、上がり馬が激突する興味深いメンバーで、ここからどんな歴史を刻んでいくか楽しみな一戦にもなりました。

ここで狙ってみたいのは、賞金を上積みして秋の大一番への挑戦権を掴みたいリジルです。

年明けに2勝クラス、3勝クラスを連勝してのオープン入り。昇級初戦となった前走がいいところなく15着と敗れているのは気になるが、目に見えない疲れでもあったのか、それまでのレースぶりを考えたら度外視できるもの。

仕切り直しとなる今回は、先の連勝を含め、5戦して(2-2-1-0/5)と馬券圏内を外したことがない中京コース。また、全体の時計こそ地味ながら坂路でキビキビとした動きを見せており、リフレッシュ効果も感じられます。

牡馬相手、前走の大敗からここは人気の盲点となること必至。思い出されるのは、レース条件を引き継いだ形となるプロキオンステークスで、2012年に単勝オッズ119.2倍、12番人気で激走した牝馬トシキャンディ。

この馬も昇級初戦で敗れ、人気を大きく落としての大激走でした。その再現に期待です！