完全攻略ファイル No.2
【レパードS】ひと皮剥けた素質馬が波乱の主役に名乗り出る!
土曜日のエルムステークスが古馬による砂の戦いなら、この
レパードステークス(新潟・ダ1800m)は3歳馬による砂の戦い。
昨年の勝ち馬ミッキーファイトは先日の帝王賞を勝ってG1ウイナーの仲間入り。一昨年の勝ち馬ライオットガールも交流重賞を2つ上積みしており、ここでの経験は後の競走成績にも大きな影響を与えています。
後の活躍馬が多いレースでありながら、過去10年で3連単が万馬券とならなかったのはわずか1度のみ。10万馬券が6度も飛び出していて、配当面では波乱傾向にあるレースです。
もちろん今年も狙うのは特大ホームラン!ターゲットは
シンビリーブです。
人気は全くありませんが、デビュー戦は今回と同じ新潟のダート1800mで5馬身差の圧勝。2戦目は米・ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルに挑戦した素質馬。
まだまだ気性面に幼さを残していて、1勝クラスでもムラのある走りをしていましたが、2走前の川崎交流戦で2勝目を挙げると、前走は後方待機策で3着と好走。
スタートはひと息ながら、道中は後方でも我慢が利いて、ラストは目を引く伸び。前の2頭とは離されはしたものの、今後に向けて収穫大の内容でした。
今回は重賞といっても同世代とのレース。中1週のローテーションでも最終追い切りは伸び伸びとした走りでゴールを駆け抜け、デキ落ちは見られません。
前走の馬体重が520キロ。栗毛が映える雄大な馬格の持ち主で、ここはもちろん、この先の走りも大いに注目です!