ファンダメンタルズ予想

【札幌記念】全頭プロファイル、波乱含みの洋芝決戦で期待値が高い5頭!



猫影です。本日は札幌記念です。しっかり、プロファイルしていきます。今年は、いわゆる一線級の馬がおらず、波乱決着になってもおかしくはない状況だと見ています。

組み合わせ次第では、かなりいい配当が得られるような気がしますね。昨年、大波乱になっているだけに…。

1.オニャンコポン

評価: C

中団後方に位置することが多く、鋭い末脚を活かす差し馬。22年京成杯勝ち以降、勝ち星からは遠ざかっているが、直近は七夕賞3着で復調。ただ、ここしか走らない感もある。右回りは(2-1-2-18)と不振傾向であり、今回の良馬場タフな札幌コースでは追走に苦労するリスクが高い。直近1年のベストタイムも1:58.3と平凡。期待値は低く、買い目からは外すべきと判断しています。

2.イガッチ

評価: B

好位からの競馬を得意とし、抜群の折り合いと立ち回りの上手さが持ち味の素質馬である。3走前にセンテニアルパークSを制するなど中距離で頭角を現し、重賞でも0.5秒差の6着と善戦した。右回り(4-0-2-6)と得意にしており、今回の札幌の右回り・内枠という条件は絶好と言える。函館記念では6着に敗れたが、小回り洋芝での行き脚は確かだ。良馬場での勝負強さも備えており、大衆のマークが薄いこのタイミングこそ、期待値が高くポートフォリオへ組み込む価値もありそう。

3.ピンクジン

評価: C

中団で控えて脚を溜め、自慢の差し脚で勝負する牝馬。札幌芝の成績は(2-1-1-3)と、洋芝を苦にしない特異なパワーと高いコース適性を秘めている。しかし、右回りは(3-4-2-27)と分が悪く、詰めの甘さが目立つ。今回は3勝クラスからの格上挑戦であり、G2のタフなメンバー構成では絶対的なスピードと底力が不足しているのは否めない。直近1年ベストタイムも2:00.7と平凡極まりなく、投資価値を見出すのは厳しい。

4.マジックサンズ

評価: A

中団後方に位置することが多く、厳しいタフな流れで真価を発揮する差し馬。札幌芝は2歳時に札幌2歳Sを制して(1-0-0-0)と適性はある。前走の函館記念5着は着差以上に内容が良く、小回り洋芝へのアジャスト力の高さを示した。右回りは(2-0-0-5)と極端だが、サクラファレルなどの逃げ馬が作り出すハイペースは、中団で控えて脚を溜め、直線で外から急襲するこの馬に絶好の展開。期待値は高い。

5.エコロヴァルツ

評価: B

好位中団で折り合える操縦性の高さが最大の強み。G2・G3のタフな流れで大崩れしない実力を証明してきた。札幌芝は2歳時にコスモス賞を完勝しており、洋芝適性は問題なしだ。右回りも(3-3-2-4)と高い連対率を誇る。今回は先行勢の直後を追走して脚を溜める形が濃厚で、小回り札幌をロスなく回れば、直線で渋太く伸びて上位に食い込む期待値は極めて高い。

6.ローシャムパーク

評価: S

中団で控えて脚を溜め、勝負所で抜群の加速力を発揮する差し馬。23年にはオールカマーや函館記念を勝利、今年は3月の日経賞で3着と芝中距離における能力と洋芝への適性はメンバー中で上位。右回り(4-1-2-8)と非常に安定。国内外のG1戦線で世界の一線級と渡り合ってきた経験値は伊達ではない。今回のサクラファレルなどが生み出すペースは、外から力強く突き抜けるこの馬にとって最高のシナリオ。喜んで主軸に据える本命だ。

7.ショウヘイ

評価: A

好位追走から力強く抜け出す王道の競馬を得意とする。今年のアメリカJCCを快勝し、昨年の日本ダービー3着や神戸新聞杯2着が示す通り、芝中距離における地力は世代屈指の実力だ。右回りは(3-2-0-3)と極めて優秀で、今回が初めての洋芝・札幌コースとなるが、前寄りのポジションから流れに乗る無類の機動力と立ち回りの上手さがあり、持続力勝負になりやすい洋芝でも大崩れは考えにくい。2着以内に食い込む確率は極めて高いと見る。

8.サクラファレル

評価: B

かなり前目のポジション取りで果敢にレースを支配する逃げ馬。札幌芝は25年に藻岩山特別を勝っており、適性は保持している。右回り成績も(2-1-0-1)と非常にタフな強さを見せている。同型のホウオウビスケッツの存在は展開面で厳しいペースを強いられるリスクとなるが、好位追走から抜け出す形でも折り合えれば、この馬のしぶとさは活きる。自分のペースを守り切れれば、粘り込みで波乱を演出する期待値はある。

9.マイネルモーント

評価: B

中団でじっくりと折り合い、鋭い末脚を発揮するタイプで、好位から状況を察知し、臨機応変に立ち回れる器用さが持ち味。前走の七夕賞2着を含め、この中距離がベストの舞台だろう。右回りも(2-4-0-7)と勝ち切れずとも崩れない。今回の札幌は初見参だが、ハイペースによる消耗戦になれば持ち前のしぶとい末脚が必ず活きてくる。相手は強力だが、この人気のなさなら期待値は高め。

10.アドマイヤテラ

評価: B

好位からの競馬を得意とし、長距離重賞で磨いた無類のタフさを持つ芦毛馬。阪神大賞典1着や天皇賞(春)3着とステイヤーとしての適性が高いが、芝2000mも(2-0-0-1)と距離短縮にも十分対応可能だ。札幌芝は24年の阿寒湖特別2着で実績あり。先行馬が競り合ってスタミナ勝負のタフな流れになれば、長距離で鍛えた心肺能力が最大の武器になる。距離短縮が嫌われるなら、歪みが生じる好対象。

11.アラタ

評価: C

中団で控えて脚を溜め、一瞬の切れ味を武器にするベテラン。25年札幌記念3着で札幌芝の好走歴はあるが、9歳を迎えた現状、流石に衰えは隠せない。直近5走の函館記念や金鯱賞では見せ場なく連続10着と大敗。右回りも(6-0-3-15)で6勝と実績を持つが、全盛期の追走力や末脚の持続力はすでに枯渇しつつある。このハイレベルなメンバー相手では追走するだけで脚を削られるリスクが高く、静観が賢明だ。

12.ゼンダンハヤブサ

評価: B

中団で控えて脚を溜める競馬を得意とし、前走の小倉記念で大金星の重賞初Vを達成。過去1年のベストタイムは1:58.0で、出走馬中で3位にランクインしている。右回りは(4-3-2-7)と非常に相性が良く、直近5走で見せた安定した切れ味は本物だ。前走の勝ちがフロックと見なされ、オッズが不当に甘くなるなら、これほど高い期待値のある馬はないだろう。

13.グランディア

評価: B

中団好位から臨機応変に立ち回り、確実な末脚で新潟大賞典を制覇。右回りは(2-4-4-7)と安定しており、24年の函館記念2着が示す通り洋芝への適性もある。今回も中団でしっかり脚を溜める戦術をとる公算が大きく、先行勢が崩れる流れであれば、自慢の鋭い差し脚が直線で唸る。中内田厩舎×西村淳也という勝負気配の強い陣営もプラス。ただし重賞では勝ち切るまでのインパクトに欠け、3連複のヒモとしてのポジションが最適だ。

14.レディネス

評価: A

好位中団で折り合える抜群の操縦性を持ち、直線のスピード勝負に絶対の自信を持つ。過去1年のベストタイムは1:57.5で、出走馬中で1位にランクインしている。しかし、前走・洋芝の巴賞では10着と大敗。右回りは(1-0-0-2)で、高速決着の広いコースで本領を発揮するタイプか。今回のタフな洋芝の小回り札幌コースでは、時計の速さが活きにくく、力のいる馬場で失速するリスクを孕む。時計のポテンシャルは評価するが、期待値は微妙で過信は禁物。

15.シェイクユアハート

評価: A

中団で控えて脚を溜め、直線で他馬を圧倒する爆発的な末脚を発揮する。過去1年のベストタイムは1:57.6で、出走馬中で2位にランクインしている。今年は金鯱賞を勝ち、京都記念でも小差の4着。出走メンバー中では、芝中距離で勢いのある1頭だ。札幌芝は(1-0-0-1)と勝鞍もあり、洋芝適性も十分。サクラファレルなどの先行勢が激しく競り合う流れは、差し脚を武器とするこの馬にとって最高の展開。絶好の狙い目であり、対抗として喜んで勝負する。

16.ホウオウビスケッツ

評価: B

かなり前目のポジション取りからレースを牽引する。24年函館記念1着や25年毎日王冠2着など、G2・G3戦線では常に主力として好走してきた。しかし、札幌芝は前年の札幌記念7着のみで不振か。今回はサクラファレルという同型馬の存在が展開上の大きな不確定要素となる。ハナ争いで息の入らない展開を強いられれば、タフな洋芝では目標にされて失速するリスクが高い。能力は認めるが、今回の条件での期待値は低く、抑えまで。

札幌記念

馬連ボックス
5. 6. 7. 12. 15
計10点

編集後記

先週の予想で悔しい思いをした夜、メンタルを癒やすために愛猫たちに緊急招集をかけました。茶白の膝乗りゴロゴロ攻撃とキジトラの容赦ない顔面猫パンチを受け、「反省会」はわずか3分で終了。家ではただの『猫のしもべ』に早変わりです。しっかり癒やされて英気を養いましたので、今週も冷静沈着に勝負に挑みます!

MARKET MEMO

つい先日、中小型株をスクリーニングしたんですけど、けっこう面白いもんで、日本にはまだいろいろな会社がありますね。監視リストを作って、この先タイミングがあれば買ってみようかなとお思います。現状は、高島屋とIHIを保有中。値動き次第で利確、次の銘柄を物色したいところです。

ファンダメンタルズ予想とは?

オッズという名のノイズを消せ。勝負を決めるのはファンダメンタルズ(本質)だ。感情を排した底堅いボックス馬券で、「利益の積み上げ」を狙っていきます。

猫影(ねこかげ)

猫影(ねこかげ)

競馬歴25年、投資歴10年超。数千万円を運用する現役投資家であり、40代の競馬ライター。

相場の世界を生き抜く中で行き着いた信念は、「Always stay calm(常に冷静に)」。日々の株価チェックとジム通いでストイックに心身を研ぎ澄まし、オッズや大衆心理という“ノイズ”を徹底的に排除する。

馬券スタイルは、感情を排した底堅いボックス買い。しかし、相場で培った嗅覚が「ここぞ」の勝機を捉えた時のみ、冷徹な仮面を脱ぎ捨てて大胆な攻めに転じる熱い勝負魂を秘めている。

弱点は、不運にも敗北した夜。4匹の愛猫に顔をうずめて無心で癒やしを乞う「猫おじさん」へと変貌する。冷徹なデータ分析の裏にある人間味と猫への愛と共に、競馬を「投資」へと昇華させる。

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