今年の
エリザベス女王杯(阪神・芝2200m)は一昨年の3冠牝馬デアリングタクト、連覇を狙うアカイイトら歴戦の古馬に対して、今年の秋華賞馬スタニングローズ、同2着馬ナミュール、そして海外からは今年のアイルランドオークスを制したマジカルラグーンが参戦。強力な3歳馬の存在で例年以上の盛り上がりを見せています。
また、先に挙げた有力候補に加えて、出走する多くの馬が前走で掲示板圏内の好走を見せている好調馬。これも盛り上がりの大きな要因となっています。
言ってしまえば、どの馬からでも狙いが立つ一戦。強力な3歳馬の若さにかけるのももちろん1つの手ではありますが、ここで注目したいのが臨戦過程。
過去10年で5勝を挙げている府中牝馬ステークス出走組の中からピックアップしたいのは、前走で重賞初制覇を果たした
イズジョーノキセキです。
この馬と似た奇跡を歩んでいるのが、惜しくも敗れてしまったのですが、20年に5番人気で2着に入り、続く有馬記念でも2着となって好配当の立役者となったサラキアです。
サラキアはオープン特別、府中牝馬ステークスを連勝でしたが、このイズジョーノキセキも3勝クラスと府中牝馬ステークスを連勝。前年のエリザベス女王杯の経験があってサラキアは6着、イズジョーノキセキは5着と臨戦過程が酷似しているのです。
5歳秋を迎えて終いの切れが増してきたのもサラキアとそっくり。狙ってみる価値は十分あるといえるでしょう。
ちなみにイズジョーノキセキの勝負服は主戦である
岩田康誠騎手が地方所属時代に着用していたデザイン。オーナーがJRAの馬主となる時に旧知の仲である岩田騎手のデザインを自らの勝負服としたのは関係者の間では知られた話。それゆえに、ここへ向けての意気込みも相当なもの……だったでしょう。
残念ながら岩田騎手は天皇賞秋での騎乗停止処分でエリザベス女王杯には騎乗できません。替わって手綱をとるのがリーディングの常連である
C.ルメール騎手。なんと、これほどの名手がポッカリと空いていたのです。
直近の勢い+名手が空いていた幸運。これは「今回買わずして、いつ買うか!」といえるかもしれませんよね。
エリザベス女王杯は、現在関西馬が6連勝中。2016年以降は1~3着を独占していて、その流れに乗ってみるのもいいでしょう。
2022年の秋のG1レースを見ても、天皇賞・秋は、パンサラッサ(7番人気2着)、菊花賞は、ボルドグフーシュ(7番人気2着)、スプリンターズSは、ジャンダルム(8番人気1着)と関西馬が、馬券的中の大きなカギとなっています。
では、この馬を買えましたか?そして、的中していますか?おそらく、的中していないファンが大多数でしょう。
そこで、役立つのは【
勝負の関西馬】です。『騎手・厩舎・外厩・馬主』の様々な分野のスペシャリストが連携したプロが導き出した勝負馬です。
エリザベス女王杯には…
「このレースを狙って渾身の仕上げ!」・「今回のメンバーなら勝ち負け濃厚!」
と言った勝負気配が非常に高い関西馬が出走してきます。
今年は、特に実績ある外国馬マジカルラグーンも参戦。3冠馬デアリングタクト、秋華賞馬スタニングローズも加わり大混戦の様相を呈しています。
今年のエリザベス女王杯は、【
勝負の関西馬】が的中の明暗を分けると行っても過言ではないでしょう。
1着固定で狙える【3連単フォーメーション】を公開します。この機会に好配当馬券を狙ってみてください!