完全攻略ファイル No.4

【皐月賞】派手さはなくとも終いはキッチリ!レース巧者が最初の1冠へ



皐月賞(中山・芝2000m)は牡馬3冠の初戦。トライアルで優先出走権を掴んだ馬がしっかりと本番に駒を進め、ここに共同通信杯、京成杯の勝ち馬が狙いすましての参戦と、非常にハイレベルのメンバーとなりました。

どこからでも狙えそうな一戦ですが、ここでピックアップしたいのは、トライアルのスプリングステークスを勝って本番に挑むベラジオオペラです。

今年のメンバーで3頭いる無敗馬の中、3勝を挙げているのはこの馬のみ。底を見せていないのは何よりの魅力で、高速決着の経験はありませんが、今年は開催最終週の雨上がり。そこまで時計が速くなるとは考えづらく、重馬場、稍重馬場を経験し、ともに勝っているのは強みともいえるでしょう。

更に2戦目のセントポーリア賞を勝っているのも吉兆で、このレースの勝ち馬は意外と皐月賞に出走しておらず、1990年以降でわずか5頭。そのうち1995年のジェニュイン、2015年のドゥラメンテが皐月賞馬となっているのです。ちなみに日本ダービーには12頭が出走して(1-1-1-9/12)。ドゥラメンテが2冠を達成、ジェニュインは2着となっています。

セントポーリア賞勝ち馬の皐月賞成績
15年 1着 ドゥラメンテ
07年 18着 エーシンピーシー
99年 5着 マイネルシアター
95年 1着 ジェニュイン
94年 7着 オフサイドトラップ

母系を辿ると、皐月賞、菊花賞を勝ったエアシャカール、秋華賞を勝ったエアメサイア、息の長い活躍を見せたエアシェイディ、エアスピネルといった馬が出てくる奥のある血統。

前日正午時点では、近年の皐月賞で抜群の好相性を誇る共同通信杯の勝ち馬ファントムシーフ、2戦2勝で京成杯を勝ったソールオリエンスが1番人気を争っており、ベラジオオペラは少し離れて共同通信杯2着のタッチウッドと3番人気を争っている状況。無傷の3連勝という実績を考えれば、美味しいオッズとなっています。

派手さはないものの、馬場は不問で、終いも堅実。最後はキッチリと勝っている、そんなレース運びのうまさに期待です!


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