完全攻略ファイル No.1

【スプリンターズS】日本最強ジョッキーから猛烈アプローチ?



「ひょっとしたら(鮫島)カツマは、スプリンターズステークス(中山・芝1200m)で乗り馬がおらんくなるかもしれんで?」

関西の事情通から上記の噂を聞いた時は思わず耳を疑った。今秋の芝1200m路線で鮫島駿はトウシンマカオ(月曜に熱発で回避)、ママコチャと有力なお手馬が2頭いたからだ。

しかし、“火のない所に煙は立たぬ”とはよくぞ言ったり。「次にG1を勝つ若手ジョッキー」という話になれば真っ先に名前が上がり、ノーザンFしがらき関係者からも覚えの目出度い鮫島駿にとって、最悪の事態が現実に起こってしまった。

正直、お手馬の1頭トウシンマカオに関しては、乗り替わりの“兆候”はあった。1番人気に支持された函館スプリントSは勝負所でゴチャ付き、前走のキーンランドCは好スタートを切ったのに消極的な競馬で直線届かず、どちらも3着に敗れている。

特にキーンランドCは乗り方次第で勝ち負けになっていた可能性が高く、陣営が水面下で鞍上を探していたところ、落馬休養中にアグリを実父・横山典騎手に乗り替わり好走して手が空いた横山和に落ち着いたらしい。

もっとも鮫島駿サイドにとって、ママコチャまで降ろされるのは完全に想定外だろう。しかも鞍上に収まったのは現役最強の日本人ジョッキー、川田騎手だ。

意外にも川田は短距離路線でお手馬が居ない。何故なら今春の高松宮記念はドバイ、昨秋のスプリンターズSも凱旋門賞に騎乗するため海外遠征中で、主要な前哨戦にもほとんど乗っていない。

「北九州記念は札幌記念の裏開催、セントウルSは韓国遠征だから仕方ないとして、キーンランドCの週はワールドオールスタージョッキーズシリーズで札幌におったからね。そこで乗り馬を確保しておけば、こんな荒っぽいことをする必要は無かったやろ」とのこと。

話をまとめると、どうやらスプリンターズSで乗り馬が居なかった川田サイドの働きかけによって、ママコチャとのコンビが実現。さらに鮫島駿はトウシンマカオも降ろされることになり、両手に花どころか2頭とも失ってしまったらしい。

競馬は結果が全て。今年のスプリンターズSは川田サイドからの猛烈アプローチを受けて、あっさり鞍替えしたママコチャの走りに要注目だ。


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