完全攻略ファイル No.2

【アルゼンチン共和国杯】前走はワケアリ!先週も2ケタ人気馬を持ってきた穴男に注目



G1谷間週の名物ハンデ重賞、アルゼンチン共和国杯(東京・芝2500m)。先週のイクイノックス1強ムードとは一転して、どこからでも入れる組み合わせだ。

その中でも今回当欄で取り上げるセファーラジエルは、間違いなく後ろから数えた方が早い人気薄。しかも2走前の目黒記念、前走のオクトーバーSとも8着に敗れている。

しかし、関西の情報通に話を聞くと、近2走とも“ワケアリ”らしいのだ。

「目黒記念はデキが落ちとったこともあったけど、前に行けず中団から道中で押し上げる形。あんな無茶苦茶な競馬して勝ち馬と0秒6差やで? 前走にしても秋華賞の裏でまともな乗り役が誰もおらんかったから、仕方なくコワタクを乗せただけ。そしたら普通に回ってきて切れ負けしとったし、テキも『普通の馬ならあれで良いけど、この馬は溜めても伸びる馬じゃないからね。もっと早めに仕掛けなきゃダメなんだよ!』とカンカンやった」とのこと。

そこで今回は積極的な競馬に定評がある松岡を起用。一時は騎乗馬に恵まれず成績が低迷も、先週のスワンSでは10番人気の伏兵ウイングレイテストを勝たせるなど、今年だけでキーンランドC2着シナモンスティック(8人気)など重賞で4度連対している。

「本来、直線の長い東京で早仕掛けする松岡はアカンけど、この馬には乗り方が合っとるかもしれん。3走前のメトロポリタンSでは1番人気確実のゼッフィーロとタイム差なしの4着やし、当時と同じくスンナリ先行できれば1発あるかもしれんよ?」と鼻息が荒い。

メトロポリタンS3着のゼッフィーロに、モレイラが乗るだけで断然人気になる組み合わせ。荒れるハンデ重賞なら人気薄の粘り込みに1票を投じる価値はある。

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山川記者の予想講座
ファンタジーS編

■プロフィール
記者歴十数年の中堅記者。先週のスワンSでは、10人気→6人気→11人気の大波乱決着の中、見事2着に激走したララクリスティーヌを推奨。そんな山川記者が注目している穴馬がこれだ!
⑩イツモニコニコ(牝2)
M.デムーロ騎手・浜田多実雄厩舎
先週のスワンSでは穴馬として注目馬に挙げたララクリスティーヌが単勝6番人気ながら2着に好走。良い馬券になってくれた。

引き続き、オレならではの狙いで穴馬をピックアップしていくから期待してくれよ。

ファンタジーSの穴馬は⑩イツモニコニコだ。かわいい名前をしているが、競馬ぶりはなかなかパワフル。新馬戦はスローペースを後ろから差し込み。前走の未勝利戦はハイペースを逃げ切り。どっちも展開に恵まれなかったのに良い走りを見せてるんだ。

「デビュー前から期待していた馬だからあれぐらい走って当然。今週はオーナーがわざわざトレセンにも来ていたし、なんとかしたい!」陣営も鼻息荒げてたぞ。一発に期待だ!

アルゼンチン共和国杯編は、こちらのページで公開しているぞ。こっちも絶対に見てくれよ!

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