うまスクエア

2023年に続いて東京新聞杯(東京・芝1600m)で連覇を目指すウインカーネリアンに“買い”のサインだ。

昨年の同レースではパシュファイヤー(目の部分をネットで覆った馬具)を装着して行きっぷりが一変。後のエリザベス女王杯馬ナミュール等の追撃を退けて逃げ切った。

あれから丸1年。2回の海外遠征を挟み4戦して1度も馬券に絡めていないことを受けて、この中間は三浦騎手の進言を受けて前記のパシュファイヤーに加えて、新たにブリンカーを装着！

馬具の効果はテキメンでブリンカーを装着して追い切った1週前追いでは、オープン馬スパイダーゴールドを圧倒。懸命に食い下がる僚馬を尻目に、持ったままの手応えで約3馬身先着してみせた。

この動きには追い切りを見届けた鹿戸雄師も「動きは文句なかった。(パシュファイヤー×ブリンカーの効果は)利いているね」と思わずニヤリ。

調教に騎乗した三浦も異口同音で「ブリンカーなしだと集中力を欠く感じでしたけど、2週前に初めて装着して追い切ったら体の使い方が良くなったんです。昨年勝った時と比べても状態は遜色ありませんし、(東京新聞杯を)連覇できるよう頑張ります」とキッパリ。

馬具効果で大変身が見込める昨年の覇者が直近の成績と年齢を理由に評価を下げているだけに、6～8番人気で狙えるのであれば諸手を上げて買いたい1頭だ。