採れたて!トレセン情報
第116回[2012年6月30日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
【ラジオNIKKEI賞】若手のホープ松山騎手に注目
【関西情報通チョッとイイ話】
●絶好調の若手!夏の福島に見参!!●
このコーナーでもお馴染みとなった若手のホープ松山騎手。3年目の今年は3月にスマートギアで初重賞制覇、そしてつい先日も、自らの手でお手馬に戻し、結果を出したドリームバレンチノで函館スプリントSを制覇、今まさに『旬』の若手ジョッキー。今週は土曜日中京で11鞍騎乗し、日曜日は中央開催の福島へ参戦。目玉はもちろん重賞のラジオNIKKEI賞のサンレイレーザーだ。
実はこの騎乗にはチョッとした経緯がある。本来、白百合SからこのラジオNIKKEI賞を予定していたサンレイレーザーの陣営、しかし「賞金的に微妙で抽選になるかも」との事で、古馬混合の1000万条件を使うことになった。そしてそのレースを快勝し、中1週なので状態を見ながらだったがGOサインも出て晴れて抽選無しで出走できることになった。ところが、出走を決めたのがこの時期とあってジョッキーが見つからず難航した。そのウワサを聞きつけた松山騎手側が「是非乗りたい」と名乗りを挙げ、最終的に松山騎手が中京で騎乗の決まっていた馬を全てキャンセルして騎乗が決まった。
実は前走手綱を取っていた浜中騎手も、先約でCBC賞に騎乗するため乗れないが「能力は高いし重賞を勝てるだけの力はありそう」という感触を掴んでいた話もある。松山騎手の今回の動きは、その先輩の言葉を聞いての行動でもあった様だ。サンレイレーザー自身、火曜日に他厩舎の馬に蹴られるアクシデントはあったが、木曜日にキッチリと追い切り心配は無い状態、勢いある若手の手綱で一気に重賞制覇の可能性は十分あるだろう。注目したい一頭だ。
●近い様で遠い函館⇒福島!?●
今週は福島で重賞がある関係で、土曜日は他の開催場で騎乗して、日曜日は福島で乗るジョッキーも多い。中京⇒福島は、安藤勝己、佐藤哲三、そして松山弘平。函館⇒福島は藤田伸二、藤岡佑介、丸田恭介の3人。中京⇒福島よりもは函館⇒福島の方が、距離的には近いが移動するのには実は時間が掛かる。
少し前までは飛行機の本数も少なく大変な時期もあった。今はまだマシも、それでも函館空港⇒羽田空港⇒東京駅⇒福島駅⇒福島競馬場と、約半分行き過ぎて戻るという大移動がほとんど。最近は函館から夜行に乗って列車で移動するケースもあるらしいが、とにかく大変。
今回の3人、藤岡佑介騎手は函館騎乗を早めに切り上げ移動、藤田騎手と丸田騎手は最終レースまで騎乗するため、恐らく夜遅くの到着か、日曜早朝に福島競馬場入りとなるのだろう。
世界を股に掛けて騎乗するのはもちろん大変だが、日本の競馬場を股に掛けて騎乗するのも、狭いようで意外と大変なようだ。因みに、藤田騎手以外の2人は、抽選除外の可能性がある中で遠征を決めている。
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