採れたて!トレセン情報
第236回[2013年8月10日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。
有力厩舎が好調です!?
【関西事情通のちょっとイイ?話】
●有力厩舎が好調です!?●
先週は7頭を出走させ、2勝2着・3着がそれぞれ2頭、残る1頭も4着と、全馬が掲示板以上を確保した池江厩舎。毎年リーディングトップを争う有力厩舎が本格的な夏競馬でも好調だ。
今週も阿蘇Sに3頭使いを始め9頭の大挙出走。その中でも大目玉は土曜日にデビュー戦を迎えた新馬サトノアラジン。セレクトセールで、アドバイザーを務める、先日馬主申請でもニュースになった池江泰郎元調教師の勧めで里見オーナーが落札した同馬、先週のオリハルコンも評判になっていたが、現時点での厩舎内での評価はこちらの方が高く評価されている。「大型馬ですぐに加速はつかないが、スピードに乗ってからの走りが素晴らしい。来年のクラシックを意識できる相当な器」と陣営は自信に満ち溢れていたそうだ。その期待通りに勝ち上がったが、もちろん今後も注目の一頭だ。
そんな勢いに乗る池江厩舎、日曜日のメインには3頭出し。ティアモブリーオは別としても、期待通りと言うかやはりと言うか、ダートで結果が出たゴールスキー、そして鞍上武豊との相性がいいメテオロロジストはチャンスがある。
後者のメテオロロジストは、放牧明けでまだ余裕がある事は確かだが、心身ともにリフレッシュして体調はすこぶる良いそうだ。余裕のある体を考慮して今週の調教はコースで追い切った。あとは小倉までの輸送もあり、意外と仕上がってくる可能性はある。何より鞍上武豊か騎手が跨った時は4戦3勝の好相性、期待できそうだ。
前者のゴールスキーも、小回りの右回りへの対応は課題だが、以前は使うとダメージもあり硬くなる馬が、ここ2戦がダートだったからかダメージが少なく、硬くなる様な面が全く無く状態はもの凄く良い様だ。
左に張るところがあるらしく、右回りに加え小回りの小倉コースに課題はあるが、元よりゴールドアリュールの半弟、ダートで覚醒する可能性は十分ある。
日曜日もこの厩舎からは目が離せない。
●今週も中京記念組が9頭臨戦!?●
今週はサマーマイルシリーズ第2戦の関屋記念が行なわれる。先週の七夕賞⇒小倉記念ほどでは無くても、今回もシリーズ第1戦・中京記念からの臨戦が多い。その先週の小倉記念、七夕賞組の臨戦が多かったが、天気や馬場の状況が福島と小倉では大きく異なりレースの質は違う物だった。今週の関屋記念も、半数の9頭が中京記念からの臨戦、ただ同じ左回りのマイル戦とは言え、中京記念は、直線は長いだけでなく坂もあり比較的外差しの決まりやすい馬場、さらにハンデ戦でもあった。ゆえに、今回も再戦が多いとは言えレースの質は違うものと言っていいいだろう。
そんな中にあって、その中京記念からの臨戦で連続騎乗する西のジョッキー4人、勝ったフラガラッハに騎乗していた高倉騎手はもちろんだが、他3人もそれぞれに感触を掴んでいるからこその新潟遠征の様だ。その中で注目してみたいのは、太宰騎手が乗るミッキードリーム。中京記念2着だが、実際のレース内容は勝ち馬を凌ぐものがある。というのは、好位で前目の競馬をしていたミッキードリーム、普通の競馬なら絶好の展開だが、3コーナーからシャイニーホークが我慢出来ずに掛かり気味に仕掛け、その内にいたミッキードリームも仕方なく早仕掛けをする厳しい流れとなってしまった。それでもしぶとく伸びて2着を確保したのは評価出来るだろう。レース後、早い内にココへの参戦が決まったが、小倉が主戦場の鞍上の太宰騎手も、即答で遠征を決めたそうだ。それだけ感触があったからこそだろう。
3連勝で重賞制覇も成し遂げた2年前の夏、そして昨夏の2戦・米子Sと中京記念も好走と、どうやら夏場になると調子を上げるタイプ。そして今回は中京ほど差し馬場では無い新潟コース、中京記念からの臨戦組では最も注目してみたい一頭だ。
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