採れたて!トレセン情報

第267回[2013年11月23日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。

1強のジャパンC?

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●1強のジャパンC?●
今週は、国内の施行レースで最も賞金の高いジャパンカップが行なわれる。これだけの花形レース、いろいろなニュースが飛び交っているが、一番のニュースと言えば、やはりジェンティルドンナの鞍上乗り替わりだろう。牝馬3冠レースを共に制し、歴史的なレースとなった昨年のジャパンカップも制し、ファインコンビとも言える岩田騎手=ジェンティルドンナ。ただ今年の春は勝てず、勝たなければいけなかった前走の天皇賞(秋)でもまた2着と敗れてしまった。「だから乗り替わり?」とは思うが、実は天皇賞(秋)の時点で、まだ岩田騎手にはジャパンカップまでの騎乗依頼は無かったようだ。

このジェンティルドンナのオーナーは、オルフェーヴルと同じ(有)サンデーレーシング。そのオルフェーヴルも凱旋賞ではフランスNO1ジョッキーCスミヨンを起用。「勝てる可能性の最も高いNO1のジョッキーを」という、もっともな当たり前な理由ではないだろうか。どうやら今回も同じ意味合いで「勝てる可能性の最も高いNO1のジョッキーを」という事でR.ムーアに依頼となったようだ。日本では、M.デムーロやC.ルメールほどメジャーでは無く「この騎手は上手いの?」と言う方もまだいる様だが、その前出の二人とは比べ物にならないくらい世界的なトップジョッキー、自国のイギリスのみならず、フランス・ドイツ・アイルランド・イタリアと欧州各国、さらにアメリカ、カナダ、香港、ドバイと、世界各国のGIを勝ち、しかも凱旋門賞を筆頭にブリーダーズCターフ、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、香港カップと言った世界的な大レースも勝利している。この鞍上に決まった事もあり早いうちから『ジャパンカップは1強か』とサークル内では囁かれていた。

それゆえに2週前の特別登録では、当初登録頭数が非常に少なかった。それを知った関係者が、締め切り前に続々と登録、なんと言っても高額賞金レース、1着は無理でも2着でGI並の賞金1億円、3着でもG2、4着でもG3を勝つのと同等の賞金、あわよくばの可能性はあり登録してきた。

金鯱賞と両睨みだったアンコイルド、ステイヤーズSを予定していたファイヤー、エリザベス女王杯から中一週も状態が良いと言うことでヴィルシーナとデニムアンドルビーも使ってきた。

その中で、出走を決めたのが一番遅かったのがデニムアンドルビー。ゆえに鞍上の浜中騎手も、京都で騎乗予定馬を集めていたが全てキャンセルした。普通に考えると、3歳牝馬の強行軍、しかも道悪競馬を2回も走っており厳しいと思われるのだが、「東京は合うし53キロは何より魅力」との事。そして何より「今までの鞍上が手が合っていたのか微妙なので、この手替わりは何よりも魅力」と、トレセン内では意外なほど盛り上がっている。世代的なレベルの比較は出来ないが、潜在能力的にはメイショウマンボと同等のモノがあるデニムアンドルビー、新しい乗り手を迎え一発あるかも知れない!!

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