採れたて!トレセン情報

第858回&第859回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●2強とその他●

アーモンドアイとダノンプレミアムの2強対決がメインとなる今年の安田記念

これに香港の最強馬ビューティージェネレーションが出走していればもっと盛り上がったが、同世代2強の対決はある意味でダービー以上に注目を集めそうだ。

この2強についていまさら、どうこう言えることはないので伏兵陣に目を向けたい。

まずはヴィクトリアマイルで存在感を存分に示したアエロリット

前半3Fが33秒7、1000m通過が56秒1、1200mが1分7秒3、1400m通過が1分18秒8。

この1400m通過タイムは、前日の京王杯スプリングCでタワーオブロンドンが記録したレコード1分19秒4を大幅に上回るとんでもないペース。

1200m時点でもスプリンターズSを逃げ切れるペースで、1分30秒5というJRAレコードが出たのはアエロリットがありえないペースを作り出したから。

いや、アエロリットが作りだしたのではなく、鞍上の横山典騎手が作ったと言った方がより正しいかもしれない。

並のG1馬なら早々に止まっていたはずだが、そこはアエロリットの実力を知っており、信頼を寄せている横山典騎手だからできた超ハイペース。

では、なぜ今回アエロリットが戸崎騎手に乗り替わっているのか。

それは、横山典騎手の先約がサクラアンプルールだったから、という単純な理由。

前走の日経賞のあと、金成師が次走について相談したところ、マイルを使うのも面白いのではと答えたのが横山典騎手で、ならば安田記念で乗ってもらいたいと金成師が打診して快諾となった経緯があり、横山典騎手自身がマイル参戦を進言して3月末の時点で依頼を受けているので、アエロリットが実力を示す快走をしても続けて乗ることができない状況だったというわけだ。

サクラアンプルールを断るという手もあるが、そこは横山典騎手の先約を優先するというスタンスがあるようで断らなかったというわけだ。

横山典騎手がどちらに乗りたいのは、その本心は聞いても答えないだろうし誰にも分からない。

そこでアエロリットの鞍上に誰を選ぶか。どうもすぐには決まらなかったようだ。

それは同じサンデーレーシングのステルヴィオの鞍上も空欄だったから。

どちらかに乗ってもらうということで決まっていたのがレーン騎手だけで、残りの1頭には候補として戸崎・石橋・丸山・内田・津村騎手らの名前が挙がり選ばれたのが戸崎騎手。

どちらの騎手にどちらの馬を乗せるかでも難航したようだが、戸崎騎手はアエロリットに騎乗経験があるということで決まり、ステルヴィオにはレーン騎手と話がまとまったとのこと。

展開のカギを握るアエロリットに騎乗する戸崎騎手がヴィクトリアマイルで横山典騎手が魅せた超ハイペースで時計勝負に持ち込むのか、もしくはペースを抑えて前残りの瞬発力勝負に持ち込むのか。

戸崎騎手に判断が展開を大きく左右することは間違いない。

2強であっさりと決まるのか。ダービーのような波乱があるのか。今週も盛り上がることは間違いない。

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●第三の馬の存在●

日本ダービーも終わり、いよいよ夏競馬の開幕も近づいてきたが、その前に今週は世紀の対決とも言える安田記念が行われる。世界的な名牝にまで上り詰めたアーモンドアイと、負けたのは一頓挫明けのぶっつけだった日本ダービーだけという大器ダノンプレミアムの初めての対決、報道の雰囲気も一騎打ちムードでこれは見ものである。

ただ馬券的なことを考えれば、馬連のみならず3連複・3連単も主な馬券種の今の競馬、第三の馬の存在も意外と重要である。

近走が冴えないため人気の盲点となりそうなペルシアンナイトは、今回はその第三の馬の存在になり得る1頭と言えそうだ。

今年の始動戦となった金鯱賞は、2000mという事以上に、そもそも休み明けは余りいい結果が出ないタイプ、ある意味で4着なら及第点の走りだった。前走の大阪杯は距離もあるが、何より馬場が合わなかったことが敗因。この2戦は、今回の安田記念を考える意味ではノーカウントと言ってもいいだろう。

もとより、一昨年のマイルCSの勝ち馬で、昨年も2着した現役屈指のマイルGI馬。昨年の安田記念では着順こそ6着も、残り200mまで全くスペースが無く、まともに追えたのはそのラスト200mだけ。それでいて勝ち馬からコンマ4秒差なら着順ほど評価を下げる必要は無い。

そのリベンジとも言える今年、陣営も目標に仕上げてきただけあって、ここに来てトモのボリュームも増し筋肉粒々の馬体、調教の動きも数段良くなり「デビュー以来最高のデキ」というぐらいに仕上がっている。

鞍上は大舞台に強いミルコ。今年はなかなか勝てないと言われていたが、終わってみればこの5週連続東京GIでもNHKマイルCと優駿牝馬オークスと2つのタイトルを奪取し、その勝負強さを見せ付けた。

冒頭の通り、世間はアーモンドアイとダノンプレミアムの2頭の一騎打ちムードなのだが、ミルコはこういう時こそ結果を出すタイプでもある。

第三の存在はもちろん、もしかすると間に割って入る、あわよくば全て面倒を見る、今回のペルシアンナイトにはそんな可能性も感じてしまう存在である。

【競馬場から見た推奨馬券】

日曜は朝イチから。
東京1Rは、7番ジーナアイリスに期待。良血馬で、デビュー前から評判の良かった馬だが、体質の弱さと気難しさがネックで、勝ちあぐねている。
馬っぷりや調教の動きからは、とても未勝利にいる馬とは思えず、いつ勝ってもおかしくない。
お母さんのディアジーナが、クイーンC、フローラSを勝ち、オークスも5着と東京コースを得意としていたので、前回の初の東京戦も期待したが、絞り切れないことと、ふわふわしていて本気で走っていない感じで5着。ただ、メンバーが揃っていて、上位勢はほとんどが、その後勝ち上がるか、2着というハイレベル戦だっただけに、仕方ない部分もあった。
休み休みだが、実戦をつかわれながら競馬が分かりつつあるはずだし、暑くなって、今回は馬体も絞れそうな気もする。母が活躍した季節でもあり、今一度、東京コースで狙ってみたい。

単勝 7
馬連 7-9 7-15 7-13
3連複 7-9-15 7-9-13 5-7-9 7-13-15

自信度 B

日曜の東京にて、食指が動いたのは1Rだけ。他で買っても良いと思うのは、阪神11Rくらい。狙い馬は、1番マイネルヴンシュ。1年以上の長いブランクがありながら、2着、1着ときて今回は昇級戦。
確かに、休養後の2戦は相手に恵まれた印象は強いが、とりあえず復調確かなことは間違いない。
菊花賞前の九十九里特別の勝ちっぷりが良かったので、菊花賞でも期待していたが、外を回る展開も応えてキセキの4着。
しかし、ダンビュライトやアルアインには先着しており、長い距離ならオープン級の力があることは分かった。
今回は昇級となるが、3勝クラスなら実績的にはむしろ上位。問題は、どこまで菊花賞当時の状態に近づいているかだが、徐々に復調しつつあることは間違いない。
菊花賞の好走から関西遠征も問題なく、昇級で嫌われるようなら、むしろ狙い目だ。

単勝 1
馬連 1-5 1-7
3連複 1-5-7

自信度 B

ダービーのサートゥルナーリアは、スターターのミスと馬場にやられたね。
断然人気の馬の枠内での動きをチェックしながら、全体を見渡してスタートさせるのがスターターの仕事だよね。テレビで見てても、サートゥルが頭を下げて、「あっ、やばい!」と思った時に、ガシャンだもん。あれはないよ。馬場も内の方が伸びる感じだったし、万事休す…。

今週も、あの馬場傾向は続くと思われるが、安田記念は枠順があまり左右しない東京のマイルだから、それほどは気にしなくて良いのかな。ただ、先行有利は間違いないよね。

最大ポイントはもちろん、アーモンドとダノンのどちらを上に取るか。
ポテンシャル、こと潜在能力だけなら、アーモンドの方が上だろう。
距離適性は、明らかにダノン。
ローテーションは、海外遠征帰りのアーモンドより、長期休養明けを2度使われて、青写真通りにG1のダノン。
展開も、先行有利な馬場にて、アエロリットという好目標を得たダノン有利。
レコードが出る馬場状態への適性は、ジャパンCで驚異的なレコードを出したアーモンド。ただ、そのジャパンCは、最内枠からラチ沿いを進出する2400mぴったりの全くロスのない競馬。鵜呑みには…。
そのジャパンCのレコード勝ち一つで、ディープ並みの評価を受けたことは、個人的には納得がいかない。ドバイもヴィブロス程度に、最後詰め寄られた感じだったし。

人気を二分するとは言っても、やはり印象の強さ、ネームバリューからアーモンドの方が、倍は売れるだろう。
それなら、今回はダノンを上に取る方が、馬券的には好手ではなかろうか。何しろ、極端に前が残る馬場状態だから。

枠順的にアーモンドは外を回らざる負えないはず。同馬の切れ味なら、それでも克服しそうな気はするが、配当とのバランスを考えるとどうか?
それならば、今回に関しては不安材料のほとんどないダノンを上位に取りたい。

馬単 15-14
馬連 14-15
3連単 15-14-2 15-14-5 15-14-8
3連複 2-14-15 5-14-15

自信度 B

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●2場開催の遠征は特別!●

日本ダービーも終わり、いよいよ夏競馬の開幕も近づいてきたが、その前に今週は世紀の対決とも言える安田記念が行われる。世界的な名牝にまで上り詰めたアーモンドアイと、大器ダノンプレミアムの初めての対決、これは見ものである。

その前日の東京は、重賞は行われないものの、メインではオープン特別のスレイプニルSが行われる。次週までは第3場の開催が無いため、中央の東京・阪神の2場の開催だけとなっている今、ゆえに中堅や若手騎手にとっては乗り馬確保に苦労する時、よってアウェーへの遠征は乗り馬の確保が難しく基本的には遠征しないところ。

しかし、ダート重賞の谷間のオープン特別にも関わらず、関西の若手が数人東京へ遠征している。

中でも注目なのが、前走のブリリアントSの時も東京へ遠征していた松若騎手の乗るテルペリオンだろう。

実は前走時も、3場開催ではあったもののNHKマイルC当日とあって有力騎手が多く、メインで乗り馬が居ない限りは普通は遠征しないシチュエーションだったのだが、このテルペリオンのために東京へ遠征していた。結果は8着と大敗を喫したが、1コーナーで内の馬から外に張られ、レースも終始外々を回らされる厳しい競馬を強いられていたことを考えれば、8着とはいえ着差はコンマ6秒、悲観する内容ではなかった。

そもそも、そのレースでは不利もあって敗れてしまったものの、仁川Sでは今回も上位人気必至のアングライフェンには完勝している実績がある。確かに斤量差はあったが、当時2キロ差だったものが別定でも1キロ差しかない。アングライフェンが人気を集める程度のレースなら、このテルペリオンでも十分勝機があると言うことになる。

鞍上の松若騎手も、その辺りの感触を持っているのだろう。それが故に、こんな乗り馬集めに苦労する日にも関わらず遠征を決めたようだ。

結局、このレースともうひと鞍には騎乗するが、何よりお目当てであるこのテルペリオンには、その渾身騎乗を期待せずにはいられない。頑張って欲しいところだ。

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