採れたて!トレセン情報

第920回&第921回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●冬場の51キロ●

1月6日月曜日、仕事始めの方が多いとは思うが、今年は金杯の翌日のこの月曜日も競馬が開催される。

京都のメインレースは、正月競馬恒例の長距離オープン特別・万葉S。菊花賞と同じ舞台の京都外回り芝3000mの長丁場、昔とは違い昨今のレース体系から強い長距離馬を育成する傾向は無く、長距離レースはメンバーが手薄になりがち。しかもハンデ戦という事もあって、条件馬が格上挑戦してくるケースも多く、またメンバーが手薄なぶん、得てしてその軽量条件馬の好走も多い、毎年一筋縄では決まらないレースだ。

昨年も2着ユーキャンスマイルは、菊花賞3着で1番人気に推されていたものの条件馬の身、一昨年は当時はまだ準オープンの身だったリッジマンが2着、3年前でもラブラドライトが2着、4年前に至っては勝ち馬マドリードカフェは2クラス下、2着アドマイヤケルソが準オープンという条件馬ワンツーで高配当決着となった。

今年も約半数の7頭が格上挑戦してきている。やはりハンデも恵まれている印象で、今年も注目だろう。

そんな中で注目してみたいのは…

直前になって鞍上が決まったものの、和田騎手が51キロに乗るのは非常に珍しいこと。過去5年でも3回しか騎乗した事ない。しかも減量しやすい夏場のこと。体を絞り難い冬場に51キロに乗るとなれば、これだけで注目に値するだろう。

騎乗するのはミッキーバード。全3勝は横山典騎手が上げている馬だ。

では何故コッチでは無くエイシンクリックに騎乗しているのか…斤量は同じ51キロなだけに、乗れないわけでは無い。単純に、先約だったためだ。

ミッキーバードは、その横山典騎手の進言で距離を延ばして延ばして好結果を得てきているだけに、複雑な心境だろう。

お鉢が回ってきたのが和田騎手。その話を知ってかどうかは分からないが、減量しにくいこの時期に51キロと分かってから依頼を受けていのだから、乗った事の無い馬でもそれだけのモノを感じているのだろう。

ただでさえ条件馬が注目のオープン特別、そこにワケアリっぽい騎乗となればより注目となるのは当然。このミッキーバード、走りに注目してみたい。



【美浦の『聞き屋』の囁き】

●復活なるか●

昨年、大きく成績を伸ばしたのがGⅠ3勝の北村友騎手、3年振りに100勝を達成した武豊騎手。

関東では初の年間100勝を達成した三浦騎手。

一方で大きく成績を落としたのがミルコ・デムーロ騎手で、JRA所属になってから4年連続で100勝以上だったが昨年は91勝。GⅠは2勝しているが、夏以降は重賞勝ちがないままで年間3勝のみ。過去ワーストの1年間となってしまった。

復活を果たすため、今年から栗東所属のまま主戦場を関東圏へ移すことになり、エージェントも変更。

5年間で4人目のエージェントは他と比べると多く彼の難しさが表れているわけだが、関東圏がメインになることもあり今回は関東のエージェントと契約。

中山金杯で騎乗予定だった堀厩舎のブレステイキングは補欠1番だったため京都金杯へ予定を変更。

よって初日、2日目ともにメインレースで騎乗馬のない厳しいスタートとなっていたが、関係者の話によれば「心機一転」新しい気持ちで諦めずに乗っていく、と決意を新たにしているとのこと。

その中山金杯では急遽代打騎乗の機会が訪れ、その巡って来たチャンスをモノにした。

これは大きなきっかけになるかも知れない。

技術と勝負強さはトップクラスなので、きっかけさえつかめば復活はすぐだろう。



【競馬場から見た推奨馬券】

日曜の夜半から朝にかけて、それなりの雨が降ったもようで、金杯当日の朝の中山は水溜まりさえあった。発表こそ良馬場だが、ダートは月曜も多少脚抜きが良いものと見る。
芝は日曜が日差しが強かっただけに、丁度クッションのきいた良いコンデションになりそう。

まずは中山1R。マーフィー騎乗の5番サツキマスが人気のようだが、それに前走で実際に先着している3番メモワールミノルを素直に信頼。その前走はサツキマスに4コーナーで内をすくわれたが、渋とく差し返した。4コーナーは外を回されながら、完全に力で先着した印象だった。
それだけに人気差を考えたら、メモワールから入るのが妥当だ。
もう一頭の人気どころのグレートコートが、連闘明け。暮れから正月にかけての調整が難しい時でもあり、信用しづらい。
それだけに相手は手広く行きたい。

単勝 3
馬連 3-5 3-11 3-12 3-15
3連単 3の1頭軸マルチ
相手 5.11.12.15.16

自信度 C


コース替わりの絶好の馬場コンディションなら、芝の中山5Rで勝負できる。
ここは買いたい馬が3頭。筆頭はハイレベルの組合せだった前走、ロスの大きな競馬ながら、良く伸びていた9番ウシュバテソーロ。ここは普通のレースなら本命にしたい馬が5、6頭おり、かなりの強力メンバー。そこで大外をぶん回して0.7秒差なら、価値が高い。
しかも放牧明けで幾らか緩めの馬体に映っただけに、なおさらだ。
そして人気だろうが、10番マスターワーク。前走は内のポケットで恵まれた感はあるが、3着馬が次走で強い勝ち方をしただけに、こちらもメンバーレベルが高かったと見れる。
妙味は、新馬戦4着の7番フラワリングナイト。メンバーレベルはそれほどではなかったが、開幕3日目の中山1800mで、出遅ながらスローペースを外から追い込んだ脚は、見どころ十分。ソフトな仕上げだっただけに、叩いての上積みも見込める。

馬連 9-10 7-9 7-10
3連単 7.9.10.16のBOX

自信度 B

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●スタージョッキーの裏で…●

今年も中央競馬が開幕する。競馬元旦の1月5日は、例年通り東西で金杯が行われる。

京都では京都金杯。年明け最初の重賞でもあり、特別登録の段階で26頭を数えていたが、ハンデ戦でもあり、ジョッキーの起用については多くの動きがあった。

まずは何と言っても、昨年は4年振りに年間100勝以上を上げ、GIでもフェブラリーSと菊花賞を制し、年末の最終レース、ファイナルSでは見事な手綱捌きで制し、存在感を示していた武豊騎手。この京都金杯も、2017年・2018年と騎乗機会連勝中(昨年は中山で騎乗)しているだけに注目度は高いようだ。

騎乗するのは、前走でも手綱を取ったカテドラルだが、実はここに収まるまでには様々な経緯があった。

まずカテドラル自身、特別登録の段階では21番目で除外候補だった。よって、やはり前走武豊騎手が手綱を取っていたサウンドキアラの陣営も鞍上を決められずにいた。もしカテドラルが除外ならこちらに乗る予定があったからだ。

結果的には、当初の予定通りに収まり、サウンドキアラの鞍上は松山騎手となった。しかし、実はここに注目すべき点がある。

松山騎手には、自ら準オープンを勝たせたボンセルヴィーソや、前走阪神Cで3着のメイショウショウブなども出走を予定しており、500万条件で1回騎乗しただけのサウンドキアラにはそこまでの義理は無いはず。

しかし、武豊騎手の動向次第で乗れないかもしれないサウンドキアラのために体を空けて待っていた。

これは、その1回の騎乗でサウンドキアラの能力を「重賞級」と感じたという事。舞台も同じ京都の芝マイル戦だった。

もう一人、同じ様な境遇だったジョッキーが存在する。

ブレステイキングの手綱を取る藤岡佑介騎手だ。

ブレステイキングは本来、中山金杯をミルコで予定していた。しかし、その中山金杯は回避馬が出ない限り補欠一番手、結局投票直前まで回避馬が出ず除外濃厚とあって投票を切り替えた。

一方、藤岡佑介騎手には、京都金杯にお手馬と言える馬は出走していないものの、声の掛かった馬はいた。それでも、ブレステイキングに乗れる可能性があるならばと体を空けて待っていた。

スタージョッキーの武豊騎手の手綱捌きはもちろん注目だが、その裏でチャンスを窺っていた松山騎手、藤岡佑介騎手の二人のジョッキーも侮れない存在、注目してみたい。

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●幸先のいいスタートは金杯から●

トップハンデは58キロで最軽量は53キロ。その差は5キロ。

荒れると言われる中山金杯だが、近年は上位人気馬が好走しており比較的平穏な決着が多い。

実績、ハンデからも1番の注目はクレッシェンドラヴだろう。

有馬記念への出走を予定していたが、補欠1番手で除外。

さすがに有馬記念での上位進出は簡単なことではないだろうが、陣営にはそれだけの手応えがあったからの挑戦だったはず。

内田騎手は有馬記念、中山金杯ともに予定を空けて万全の態勢を取っていたとのことで、クレッシェンドラヴに対する思い入れは強いようだ。

ここにきて力をつけてきたウインイクシード

前走で騎乗した三浦騎手が「次の乗せてほしい」と志願したが、主戦の松岡騎手に戻すことが決まっていたこと、金杯へ向かうとなった時点で三浦騎手にはすでにトリオンフが予定していたことがあり、騎乗することはできなかったが、志願するほどの可能性を感じていたようだ。

ウイン&松岡といえば、昨年の中山金杯をウインブライトで制してそこから世界へと飛躍。

最後にクレッシェンドラヴ、ウインイクシードと同じ6歳馬のレッドローゼス

昨秋のオクトーバーSは大敗したが、福島記念では復調を示す内容。

田辺騎手とはオクトーバーS、福島記念、中山金杯の3点セットでの騎乗依頼だったようで、本命は叩き3戦目となる中山金杯なのかもしれない。

飛躍のきっかけを掴むのはどの陣営なのか。注目したい。

【競馬場から見た推奨馬券】

明けましておめでとうございます!
本年もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

年明けから、中山の芝コースはCコース。暮れまではAコース使用だったので、傷んでいた部分が大幅に覆わられる。
再び、内枠、先行有利な馬場になりそう。

その点を踏まえて狙いたいのが、中山5Rの1番ルトロヴァイユ
今回は放牧明けの一戦となるが、前走が掛かり気味になっていただけに、リフレッシュは好材料。
その前走は、内のポケットで絶好の展開に見えたが、先述の通り首を上げたりして折り合いを欠いていた。
しかも、切れるタイプではないだけに、スローでヨーイドンの競馬は不向き。前々走のように、早めの先頭で長く脚を使うのがベストだ。
鞍上も前走でそれに気づいたはずだから、同じ轍は二度踏むまい。
以前はテンションを考慮してポリコースにてソフト仕上げだったが、今回はWコースで負荷をかけられているように、精神的な成長も窺える。
前々走は2着に0.4秒、3着には1.2秒と大きく離しており、力を発揮できればかなり強い。
開幕週の馬場で、好枠を利してスピードを活かす競馬をすれば、巻き返しは必至。

馬連 1-6 1-9
3連複 1-6-9 1-3-6 1-3-9 1-5-6
1-5-9

自信度 C


中山7Rも、好枠を引き当てた1番のサトノセシルから入りたい。
デビュー戦が小回りの福島で、出遅れて掛かり気味に外を捲って2着。2戦目は横綱相撲にて楽々抜け出しと、共にインパクトの強い競馬。
ただ2戦目が10キロ減っていたように、使い込んで良いタイプではないようだ。
それだけに休養させてじっくりと乗り込まれた今回は、狙い目と見る。
前2走から能力の高さは間違いなく、コース替わりでの絶好枠を活かす競馬をすれば、自ずと結果はついてくるはず。

馬連 1-8 1-13
3連複 1-8-13 1-7-8 1-8-16

自信度 C

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