第933回
採れたて!トレセン情報
競馬サークル情報通の独り言
【プレミア公開】フェブラリーS
モズアスコットに包囲網!?
新星誕生を阻止するのは…
今年最初のGⅠ・
フェブラリーSを巡る争いに新星が現れた。初ダートの根岸Sを完勝した矢作芳人厩舎の
モズアスコットだ。
幾多の芝GⅠ級が挑戦しながら為す術なく跳ね返されてきたフェブラリーS。前哨戦の段階とはいえ初ダートであれだけの勝ち方を見せたのは衝撃的なものだった。
しかし、この新星の登場に黙っていられないのがフェブラリーSを目標にダートで実績を積み上げてきた馬たちの陣営。根岸Sを見てアッサリと白旗を掲げる訳はなく、むしろ“打倒・モズアスコット包囲網”と言うべき敵愾心を燃やしている。
そして、これには「ポッと出の馬にダートのGⅠを獲られてたまるか」という気持ちだけではなく、「矢作厩舎をこれ以上調子づかせちゃたまらん」という対抗心も働いているというのだ。
関西のある関係者は「矢作厩舎はリスグラシューとコントレイルで年末の話題を独占して今が最高潮。勝負事ですから他の厩舎が特別な対抗心を燃やすのも当然でしょう。フェブラリーSにイイ馬を使う厩舎はダート路線まで荒らされちゃたまらないと思ってますよ」と語る。
さらに「恐らく矢作厩舎は『ライバルを潰してモズアスコット向きの流れを作りたい』という理由でドリームキラリをフェブラリーSに登録したんでしょう。結果的には除外対象になりましたが、これは意地が悪いと相当他陣営の反感を買ったようですよ」とも。
やはり、矢作芳人厩舎とモズアスコットが他の出走馬、そしてライバルの他陣営から相当厳しいマークを受けることになるのは間違いない。これで果たして人気に応えることは出来るのか…?
さて、打倒モズアスコットの筆頭に挙がるのは、「ドリームキラリで潰しにいく」と名指しされたようなもののインティだろう。
逃げにこだわってきたこの馬が、東海Sで中団に控えて3着だったのにはちょっとした裏事情があった。それはここでは明かせないが、実はレース後に調教師がマスコミに向けて「すまんな」と、ハナを主張しなかったことを謝っていたというのだ。そう、レース前から控える作戦が選択肢にあったという事だろう。
今回の矢作厩舎の2頭に対して苦い表情だったようだが、ドリームキラリが除外対象と知って大喜び。厩舎と武豊騎手で連覇に向けてしっかり作戦を立てているという。
もちろん、根岸Sでモズアスコットに負けた馬たちも白旗状態で本番に臨むつもりは全くないし、GⅠ直行組も地方馬もダート路線のプライドを守るべく“打倒・モズアスコット包囲網”で全力だ。
もしもモズアスコットが包囲網の前に敗れ去った時、先頭でゴールを駆け抜けるのは果たして…。
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