第944回
採れたて!トレセン情報
美浦『聞き屋』の囁き
いつでもサバイバル
天皇賞・春のステップレースとなる
阪神大賞典は10頭立て、来週の日経賞もフルゲート割れとなる見込みではあるが、現時点で天皇賞・春を目指している馬は多く除外が出る見込み。
その除外候補の中には阪神大賞典で人気を集める
ボスジラも入っているのだ。
武豊騎手のお手馬の中で長距離路線では、昨年の菊花賞馬ワールドプレミアがいたが、体調が整わないということで今年の春は全休となっており、天皇賞・春を目指すうえでボスジラは最後の砦。
他の陣営で同じ状況なのが、トーセンカンビーナ、メイショウテンゲン、レノヴァール、格下ではあるがメロディーレーンは2着以内に入り賞金加算ができないことには、天皇賞・春の出走が厳しくなるかもしれない。
大舞台に立つためには、まず勝ち残ることが必要。勝負は始まっている。
競馬場から見た推奨馬券
この辺りで負けてはいられない!
土曜の朝イチ、中山に向かうために家を出ると、土建屋風の二人連れが、「競馬が再開してくれればなぁ…」なる会話を。
もしかして、無観客でやっていることを知らないのか?同様に競馬以外に楽しみがないという人も多々いるはず。早く平常通りに、競馬ができるようになってほしいものだ。
Aコース使用9日目では、芝コースの状態が不安。日曜の中山はダートの競馬に専念したい。
まずは
中山10R。ここは2番
メイクハッピーが狙い目。先々週、アシャカトブが快勝したが、アレキサンドライトSで先行した馬。そのアシャカトブの時にも記したが、アレキサンドライトSはペースが速く、先行馬にはかなりきつい競馬。そこで先行して6着のアシャカトブと7着のメイクハッピーはそれなりに粘っており、注目していた。特にメイクは、休み明けで体重も大幅に増えていただけに価値がある。
前走に比べると先行馬が少なく、内枠の3頭くらい。今回は先行抜け出しの可能性大。
単勝 2
馬連 2-10 2-12 2-3
3連複 2の1頭軸 相手1.3.10.12.13
自信度 B
もう一鞍は
中山12R。ここは昇級、休み明けでも、5番
サトノテラスで行ける。
前走はダート転向初戦。2ヶ月ぶりで緩めの馬体だったが、凄い行きっぷり。レースは前2頭が競り合って、3F32秒9の信じられないハイペース。それを楽々追走して、4角で馬なりで交わしにかかり楽勝。勝ちタイムは同日の2勝クラスを上回るものだった。
超がつく大型だけに、ダート替わりも良かったのだろうが、あのスピードだけに距離短縮が大きかった。
今回も余裕残りの馬体で出てきそうだが、
ダートの短距離ならもっと上まで行きそうな馬。この辺りで負けてはいられない。
馬連 5-12 3-5 5-9
3連複 5の1頭軸 相手3.7.9.11.12
自信度 B