第945回
採れたて!トレセン情報
競馬サークル情報通の独り言
【プレミア公開】高松宮記念(G1)
騎手サプライズ人事の舞台裏!
高松宮記念と言えば、ドバイワールドカップデーと日程が被ることがポイントの1つ。過去のレースでも「○○騎手はドバイに渡航するので高松宮記念の××は△△騎手に乗り替わり」といった話を聞いたことがあるはずだ。
今年は、ドバイに関連した騎手絡みの話が例年以上に目立つ。というのも、今年のドバイワールドカップデーは過去最多の日本馬19頭が参戦。それに伴い6人もの騎手がドバイへの渡航届を出しており、高松宮記念週に日本にいない(予定)なのだ。
そして、触れなければならないのが世界を揺るがすコロナウイルス問題。全世界的に移動が制限されるこの状況がジョッキーのドバイ行きにも影響を与えている。
ルメール騎手は事態の悪化を危惧して、20日~22日の騎乗をパスして早めにドバイに入った。高松宮記念にはグランアレグリア、タワーオブロンドンという有力なお手馬が出走するが、
3月21日現在は…
それぞれ池添騎手、ヒューイットソン騎手に乗り替わると(表向きには)発表されている。
一方、武豊騎手の陣営は、もしドバイ行きが立ち消えになっても高松宮記念での乗り馬確保は出来る見込み。そうなった時も想定して既に布石は打ってあったようだ。
そして、ミスターメロディとドバイに行くため高松宮記念には未練がないはずの福永祐一騎手についても…。
もしかすると、この記事が発表になった後で、ドバイ遠征組と高松宮記念に絡む、非常に大きな動きがあるかもしれない。
さて、今回注目したいのは
ダノンスマッシュ。去年は高松宮記念とスプリンターズSの両方を1番人気で落としており、今回はある意味で背水の陣とも言えるGⅠ獲りの一戦。
主戦を務めてきた川田将雅騎手がドバイに行くため、鞍上が宙に浮くことは分かっていた。そこで白羽の矢が立ったのが美浦の三浦皇成騎手。
しかし、関西の安田隆行厩舎とはそこまで深い縁がある訳でもなく、馬主のダノックスとも同様に“それなり”の関係でしかない。ではなぜ1番人気もあり得る有力馬の鞍上に、テン乗りの三浦皇成の名前が出てきたのか?
実は、そこにはダノンスマッシュを生産したケイアイファーム側の後押しがあったようなのだ。
ケイアイファームは『ロードホースクラブ』の母体となる牧場で、三浦皇成騎手はその『ロード』の主戦ジョッキー。この繋がりによってダノンスマッシュ×三浦皇成のタッグが成立したと囁かれている。
三浦皇成騎手は昨年自身初の年間100勝を達成し、美浦の一流ジョッキーの仲間入りを果たしたが、JRAのGⅠは未だに未勝利。今回は千載一遇のチャンスと言っていい。
奇しくも「実績は十分だがGⅠだけに手が届いていない」という共通点を持つジョッキーと馬とで挑戦することになった高松宮記念。有力ジョッキーが日本にいないタイミングで、GⅠタイトルを掴むことが出来るか?
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今年の高松宮記念は…
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