第1128回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
【シンザン記念】
ハードな仕上げで賞金加算へ!
逆転の発想で敢えて続戦
競馬元旦1月5日が終わり、2021年の競馬もお馴染みの正月3日間開催に突入する。
関西圏の重賞は、今年は中京で行われる
シンザン記念。
ここには、このコーナーでお馴染みの
バスラットレオンが出走する。
前走の朝日杯フューチュリティステークスでは、惜しくも馬券圏内を逃すもレコード決着のなか先行して4着と、厩舎の期待に応える能力の高さは示した。
やはり力があるという事は判ったので、ここでひと息入れて春に備えるというのが良くあるパターンなのだが、重賞で好走はしているものの賞金加算には至っておらずまだ1勝クラスという事もあり、他が休養に入る正月競馬に逆転の発想で敢えて続戦してきた。
その前走の朝日杯、京都2歳ステークス時のプラス20キロから4キロ減っていたものの、馬体はまだコロンと見せる体つきで腹回りに余裕はあった。
この中間、間隔は詰まっているものの調教はビシっと追われ抜群の動きを見せ、恐らく前走以上の状態で出走してくるだろう。
また、前走後の話では「ルメールの馬が飛ばしていたので、意外と脚が溜まらなかった」との事。
今回はGⅢ、メンバー的にもそこまで速い流れにはならないはずで、キッチリ脚も溜まるだろう。
前走時にも触れたが、思い起こせば新馬戦で手綱を取った藤岡佑介騎手が「クラシックは未知数だが、マイルで凄い能力を発揮しそう」と話していたことが印象深いこの馬、まだ1勝クラスの身ではあるが、引き続き注目の存在だ。
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