採れたて!トレセン情報

第1138回

採れたて!トレセン情報

関西事情通のちょっとイイ?話
【日経新春杯】
この馬のために中京で騎乗!
計算上は逆転も可能

今週日曜日は、関東は皐月賞と同じ舞台の中山芝2000mで行われる京成杯、そして中京では今年最初のGⅡ日経新春杯が行われるが、と同時に第3場のローカル開催も今週から開幕、冬の小倉が始まる。

これにより、こんなご時勢だがジョッキーの移動もある。

京成杯の中山には、関西からルメール・ミルコの外国人二人に加え、北村友一騎手・岩田望来騎手参戦。

一方、日経新春杯には内田博之騎手・大野騎手が関東から遠征している。

もちろん彼らもそれなりに注目ではあるのだが…

お気付きの方も多いと思うが、昨年はキャリアハイで初の3ケタ勝利を上げ、しかも牝馬三冠を含む重賞9勝、そして年明けも先週までで全国リーディングトップに立っている、今、最も注目すべきジョッキーの松山騎手が、日曜日はその東西の重賞では無く、第3場のローカル小倉に遠征している。これは間違いなく注目に値する。

それも、京成杯には自らの手で新馬を勝たせたタイソウが、日経新春杯にも菊花賞で手綱を取ったレクセランスや、他にも声の掛かりそうな馬がおり、重賞で騎乗馬の確保が出来ない状況では無かったにも関わらずにだ。

その理由は…

小倉メインの門司ステークスに出走するペオースの存在があるからだ。

昨年、1勝クラスで手綱を取り勝たせてから、2勝クラス・3勝クラスと3連勝でオープン入り、その3勝クラスでの勝利が、松山騎手がひとつの目標として掲げていた年間100勝のメモリアル勝利だった事もあって思い入れもあるようだが、それだけでは無く、ハイペースでそのまま押し切ってしまった前走でもわかる通り、将来性を買っていて「今後も乗り続けたい」という意志の表れだ。

その鞍上の期待に応えて連勝を伸ばしフェブラリーSの刺客とまでなるか、先々も含めて注目の一戦だろう。

と、ここで話が終わってもいいのだが、もう一人注目せねばならないジョッキーがいる。

やはりこのコーナーでもお馴染みとなっている団野騎手

岩田望来騎手や亀田温心騎手など、今売り出し中の「乗れる二年目!」のうちの一人。

土曜日は小倉で騎乗している様に、この冬は小倉を主戦場に据え、この後も小倉を中心に騎乗を予定しているのだが、今週の日曜日は中京で騎乗する。

お目当てはGⅡ日経新春杯ショウリュウイクゾではあるが、そもそもまだ準オープンの身であり、特別登録の段階では除外対象だった。にも関わらず、この馬のために中京での騎乗を決めた。

この馬には初騎乗だが、管理するのが好相性で自らの通算勝利の中でもダントツで勝ち星の多い佐々木晶三厩舎、それだけの手応えを掴んでいるようだ。

2走前には、ここでも上位人気に推されるアドマイヤビルゴの2着、当時は57キロの斤量を背負い、相手は54キロだった。

今回は格下の身でもあり53キロと恵まれ、相手は56キロ。締めて6キロ、計算上は逆転できる。

団野騎手の今年のひとつの目標として「重賞勝ちを早く上げたい」ということがあるのだが、早くもそのチャンスが訪れていると言ってもいいだろう。

日曜日は小倉・中京とも目が離せない!


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