第1163回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
高松宮記念(G1)
人気薄でも要注意!
いい流れで巡ってきた騎乗機会に注目
日曜日はいよいよ、上半期のベストスプリンターを決める
高松宮記念。
今年は、昨年の最優秀短距離馬のグランアレグリアが路線変更、ミスターメロディやタワーオブロンドンといった古豪が引退し、スプリントGI馬は2017年のこのレースの勝ち馬セイウンコウセイと、昨年のこのレースで繰り上がり優勝となったモズスーパーフレア、そして昨年末に香港スプリントを勝ったダノンスマッシュの3頭のみとなった。
しかしながらマイルGI馬が4頭加わり、見応えあるレースになりそうだ。
そんな中、直前で武豊騎手から
浜中騎手に乗り替わりとなった
レシステンシア。
そもそも主戦の北村友一騎手がドバイ遠征で乗れず、桜花賞で手綱を取った武豊騎手が代打を務める予定だったのだが、その武豊騎手が先週負った怪我の影響で乗れなくなり鞍上が空白となった。
声が掛かった浜中騎手は、実は当初、阪神で多数の騎乗依頼を受けていたのだが、やはりGI、それもチャンスある馬の依頼とあって急遽中京に切り替えた経緯。
追い切りにジョッキーが乗ると時計が出過ぎる可能性があるので、金曜日に跨りコンタクトを取っているとのこと。
急遽巡ってきたチャンスある馬、当然浜中騎手は気合が入っている。
急遽巡ってきたと言えば…
アウィルアウェイの手綱を取る
吉田隼人騎手もそんな経緯がある。
本来はシヴァージで参戦予定だったのだが、シヴァージが先週馬房で脚をぶつけ、出否を直前まで迷っていたのだが最終的には大事を取って回避した。
吉田隼人騎手はここで乗り馬が無くなっていた。
一方で、シヴァージが回避したことにより補欠だったアウィルアウェイが繰り上がりで出走がかなう事になった。
このアウィルアウェイは当初、前走同様に三浦騎手の予定だったのだが、三浦騎手は除外濃厚とみて中山での騎乗を決めていた。
そこで依頼が巡ってきたのが吉田隼人騎手。なんとも面白い経緯だ。
昨年、関東リーディング争いを最終週まで演じ、年末の阪神ジュベナイルフィリーズではGI制覇。今年も既に25勝を上げ関東リーディングトップ、先日の小倉開催では開催リーディングを獲得し、勢いはさらに増している印象。
そのいい流れの中で巡ってきた騎乗機会、浜中騎手のレシステンシアももちろん注目だが、この吉田隼人騎手の乗るアウィルアウェイも注目してみたくなる。
オススメ!
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