第1165回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
ダービー卿チャレンジトロフィー(G3)
この何もかもが良い方へ!
重賞初Vの絶好機到来
春のGIシーズンが開幕し、2週目の今週はGIに昇格されて5年目を迎える、レースとしては65回目を迎える伝統の大阪杯が行われる。
その前日の土曜日にも、半世紀以上の今年で53回目を迎える
ダービー卿チャレンジトロフィーが行われる。
春の阪神で一貫して行われている大阪杯とは違い、第1回から12回までは東京で行われ、また施行時期や距離も何度も変更されているレースだが、GⅢとしての役割をしっかりと果たしている。
今年も、まだ重賞勝ちのない高齢馬や、重賞勝ちはあるものの近走が冴えない馬、そして逆に勢いのある4歳馬など、いかにもGⅢらしいメンバーが揃った。
そんな中で注目してみたいのは…
2018年秋にオープン入りし、準重賞勝ちはあるもののまだ重賞勝ちは無く、そして今年7歳になった
ソーグリッタリング、何より鞍上に、今絶好調の
川田騎手が手綱を取ることになり、ぜひ注目してみたい。
この馬、実は先週の六甲ステークスを鞍上浜中騎手で予定していたのだが、ちょうど先週の高松宮記念のレシステンシアで触れた通り、浜中騎手が急遽中京に予定を変更したため鞍上が空白となってしまった。
一方、川田騎手は当初、このダービー卿チャレンジトロフィーではピースワンパラディの騎乗が決まっていた。
しかし、そのピースワンパラディが故障で回避が決定。川田騎手は、メインでの乗り馬は無くなってしまったものの既に中山で他レースの騎乗も決まっていたため、この土曜日は中山残留を決めた。
この2つの出来事がタイミング良く重なり、ソーグリッタリングはすんなりと川田騎手で1週スライドと決まった。
抜け出すとソラを使う、クセのある乗り難しいソーグリッタリングに、過去この馬で2勝を上げている、この馬のことを良く知っている、しかも先週、土曜日に毎日杯を快勝し、日曜日は高松宮記念でGI制覇、ノリに乗っている川田騎手が巡ってくると言うのも、何かの縁を感じるというもの。
ソーグリッタリング自身も、前走のキャピタルステークスでは調教から気持ちの入りが今一つだったが、中間は坂路調教に切り替え、さらにチークピーシズを着用し変わり身が期待できる。
この何もかもが良い方に巡ってきている今回、オープン入りして14戦目、7歳にしてソーグリッタリングの重賞初制覇が見られるかも知れない。とにかく注目してみたい。
オススメ!
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