採れたて!トレセン情報

第1190回

採れたて!トレセン情報

関西事情通のちょっとイイ?話
京都新聞杯(G2)
絶好の馬場で超良血がダービーへ!

今週から5週連続で東京競馬場でGIが行われる。

4週後にはいよいよ、競馬の祭典日本ダービー、昨年に続き今年も無観客で開催されることが濃厚ではあるものの、騎手も調教師も厩務員も馬主も、ホースマンの誰もが出走を夢見る大舞台には変わりない。

その日本ダービーへ向け、今週の3鞍が最後のステップレースとなる。

特に土曜日の京都新聞杯は、東上最終便と言われる関西圏の最終ステップレース、さらに過去10年でキズナ・ロジャーバローズと2頭のダービー馬を輩出し、サトノラーゼンやトーセンホマレボシなど好走馬も送り出している、注目のステップレースでもある。

今年は、有力馬ディープモンスターが週明けに回避を発表、最終的に11頭立てとここ数年では最も少ない頭数で争われる事になったが、それでも本番を見据えて注目の一戦に変わりはない。

その中でも注目してみたいのが…

母シーザリオのルペルカーリアだ。

半兄には、エピファネイア・リオンディーズ・サートゥルナーリアというGI馬が揃う良血馬。

当然、関係者はこの馬も大舞台に立たせたいという思いは強い。

前走の毎日杯で賞金加算を目論んだが、初めてのワンターンの競馬と、元よりクッションの効いた少し緩い馬場が得意な系統で、硬い芝の時計勝負に戸惑いもあったようで、残念ながら4着に敗れ賞金加算できずに終わってしまった。

今年は中京で行われる京都新聞杯、この中京コースは初勝利を上げたコース、さらに金曜日に雨予報があり、適度にクッションの効いた、ルペルカーリアにとって、今度は絶好の馬場になりそうだ。

鞍上の福永騎手は、日本ダービーでは皮肉にも毎日杯で敗れたシャフリヤールに騎乗する事が発表されている。

ただ、もしこのルペルカーリアで勝つ事が出来れば、もしかしたらスイッチがあるかも知れない。

母シーザリオは、日本のオークスのみならず、アメリカンオークスをも制した偉大な名馬、その手綱を取っていたのが福永騎手でもあるからだ。

決めるのは騎手では無くオーナーサイドではあるが、ダービーで乗るにしても乗らないにしても、ここは結果を求められる一発勝負である事には間違いない。

勝ち負けはもちろん、いろいろな意味で注目してみたい一頭だ。


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