【オークス2022予想】混迷を極めるオークス戦線の推しは?意外な伏兵馬も浮上する!?

いよいよ、牝馬クラシック第2弾となるオークスの幕開けです。桜花賞が波乱決着となり、オークス戦線は混迷を極めています。

昨年は、3着に人気薄が飛び込んで、3連単50万馬券が飛び出したレース。今年の結末はどうなるでしょうか?

この特集ページでは、過去10年データ・騎手データ・追い切りから予想で注目しておく【推し】をピックアップしていきます。

レース前日には、うまスク厳選の激推し馬を1頭取り上げます。水曜~土曜まで毎日更新されるコンテンツを見て、予想に活かしてください!
ー レース名特集・目次 ー


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ヴィクトリアマイル
  • 1位 レシステンシア (6番人気 3着)
  • 4位 ファインルージュ(3番人気 2着)

NHKマイルカップ
  • 3位 マテンロウオリオン(3番人気 2着)
  • 5位 ダノンスコーピオン(4番人気 1着)


今週の対象レースは、オークスです。


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01特別登録/出馬表

2022年5月22日(日)
東京11R オークス(G1)
東京競馬場 芝2400m 出走:18頭
枠順予想馬名性齢騎手斤量
1ウォーターナビレラ牝3武豊55.0
2スタニングローズ牝3D.レーン55.0
3アートハウス牝3川田将雅55.0
4ルージュエヴァイユ牝3池添謙一55.0
5サウンドビバーチェ牝3石橋脩55.0
6サークルオブライフ牝3M.デムー55.0
7ホウオウバニラ牝3横山典弘55.0
8ナミュール牝3横山武史55.0
9エリカヴィータ牝3福永祐一55.0
10ラブパイロー牝3野中悠太55.0
11ベルクレスタ牝3吉田隼人55.0
12ライラック牝3横山和生55.0
13パーソナルハイ牝3吉田豊55.0
14シーグラス牝3松岡正海55.0
15ピンハイ牝3高倉稜55.0
16プレサージュリフト牝3戸崎圭太55.0
17ニシノラブウインク牝3三浦皇成55.0
18スターズオンアース牝3C.ルメー55.0

02馬券トピックス

03過去10年データの推し

ポイント
水曜日は、過去10年データから推しを探っていきます!さっそく、見ていきましょう。

まず、最初におさえておきたいポイントは、前走レースです。まずは下の表をご覧ください。

オークス・前走別成績

前レ着度数勝率連率複率
桜花賞7-5-4-63/798.9%15.2%20.3%
忘れな草2-0-1-8/1118.2%18.2%27.3%
フローラ1-4-3-37/452.2%11.1%17.8%
スイート0-1-0-15/160.0%6.3%6.3%
矢車賞0-0-1-5/60.0%0.0%16.7%
皐月賞0-0-1-0/10.0%0.0%100.0%


表の通り、桜花賞組が圧倒的な存在感となっています。勝ち馬は7頭を数え、もはやオークス馬を探すなら桜花賞組からと言っても過言ではありません。また、特徴的なのは、馬券になっているのが前述の桜花賞を含め、忘れな草賞・フローラステークスに集中していることです。

そうなると、スイートピーステークス組やフラワーカップ組は、データからは厳しいと判断せざるを得ません。今年は、スイートピーステークス2着コントディヴェール、フラワーカップ1着スタニングローズ、同2着ニシノラブウインクが出走を予定しています。この面々はやや割引かもしれませんね。

では、馬券の中心となりそうな桜花賞組をさらに深掘りしていきましょう。下の表は、着順別の成績です。

桜花賞組の着順別成績

前着着度数勝率連率複率
1着3-1-0-4/837.5%50.0%50.0%
2着1-1-2-3/714.3%28.6%57.1%
3着2-1-1-6/1020.0%30.0%40.0%
4着0-1-0-4/50.0%20.0%20.0%
5着0-0-0-8/80.0%0.0%0.0%
6~9着0-1-0-16/170.0%5.9%5.9%
10着~1-0-1-22/244.2%4.2%8.3%


ざっと見渡すと、3着以内に集中している事が見て取れます。中でもやはり桜花賞馬には一目置きたいですね。今年の出走馬で、桜花賞3着以内は、1着スターズオンアース、2着ウォーターナビレラの2頭が出走を予定しています。

また、フローラステークスでは、おおよそ2着以内、忘れな草賞は1着馬が馬券の対象です。今年の出走馬では、フローラステークス1着エリカヴィータ、2着パーソナルハイ、忘れな草賞1着アートハウスが対象です。

次は、種牡馬を深掘りしていきます。では、オークスの種牡馬成績を見てみましょう。

オークス・種牡馬成績(勝ち馬輩出馬のみ)

種牡馬着度数勝率連率複率
ディープ4-5-3-29/419.8%22.0%29.3%
ハーツク1-0-1-17/195.3%5.3%10.5%
ゴールド1-0-1-0/250.0%50.0%100.0%
エピファ1-0-0-1/250.0%50.0%50.0%
ロードカ1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
スズカマ1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
Frankel1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%


ディープインパクト産駒が4勝を挙げる好成績です。今年の出走馬では、パーソナルハイ1頭のみが該当します。また、勝ち馬輩出産駒では、ゴールドシップ産駒のシーグラス、エピファネイア産駒のサークルオブライフニシノラヴウインクが出走を予定しています。

ついでに、東京芝2400mで好成績の種牡馬を見ておきましょう。

東京芝2400mの種牡馬成績(過去3年)

種牡馬着度数勝率連率複率
ディープ23-21-17-115/17613.1%25.0%34.7%
ハーツク11-7-4-70/9212.0%19.6%23.9%
ルーラー7-8-3-49/6710.4%22.4%26.9%
オルフェ7-4-5-30/4615.2%23.9%34.8%
ハービン6-5-4-38/5311.3%20.8%28.3%
ゴールド4-6-8-40/586.9%17.2%31.0%
ステイゴ4-2-2-34/429.5%14.3%19.0%
ロードカ3-0-1-11/1520.0%20.0%26.7%
エピファ2-4-4-21/316.5%19.4%32.3%
ジャング2-2-1-22/277.4%14.8%18.5%


こちらもディープインパクト産駒が圧倒しています。もう1頭注目しておきたいのは、オルフェーヴル産駒ですね。連対率・複勝率は優秀です。今年出走を予定しているオルフェーヴル産駒は、ライラックです。

最後に、枠番別の成績を見ておきましょう。こちらです。

オークス・枠番別成績

枠番着度数勝率連率複率
1枠1-2-2-15/205.0%15.0%25.0%
2枠3-0-1-14/1816.7%16.7%22.2%
3枠0-0-2-18/200.0%0.0%10.0%
4枠0-1-2-17/200.0%5.0%15.0%
5枠3-3-0-14/2015.0%30.0%30.0%
6枠0-0-0-20/200.0%0.0%0.0%
7枠3-3-1-23/3010.0%20.0%23.3%
8枠0-1-2-27/300.0%3.3%10.0%


5枠が3頭の勝ち馬、6頭の連対馬を出しトップです。逆に3枠・6枠に入ってしまうと、データからは、かなり厳しいと言わざるを得ません。有力馬の入る枠次第では、馬券の取捨に影響してきそうです。枠番には注目しておきたいですね。

全体的には、大きな偏りはなく、内外どちらでも馬券にはなっています。

枠番は、5/19(木)の14時過ぎにJRAより発表となります!明日は、騎手データから推しを探っていきます。

過去10年データの推し
⑱スターズオンアース
⑬パーソナルハイ

04騎手データの推し

ポイント
お待たせしました!木曜日は、騎手データから馬券候補を紐解いていきます。

まずは、オークス過去10年の騎手成績を見てみましょう。

オークス・騎手成績トップ10(勝鞍順)

騎手着度数勝率連率複率
Cルメ2-1-0-3/633.3%50.0%50.0%
Mデム2-0-2-3/728.6%28.6%57.1%
川田将1-2-0-5/812.5%37.5%37.5%
池添謙1-0-1-2/425.0%25.0%50.0%
岩田康1-0-0-7/812.5%12.5%12.5%
松山弘1-0-0-3/425.0%25.0%25.0%
浜中俊1-0-0-3/425.0%25.0%25.0%
武幸四1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
戸崎圭0-3-0-5/80.0%37.5%37.5%
内田博0-1-1-5/70.0%14.3%28.6%


最多勝利は、2勝を挙げているC.ルメール騎手とM.デムーロ騎手。この2人は、もうおなじみですね。

両騎手とも好成績で、複勝率は50%を超えます。今年のオークスでは、C.ルメール騎手は、桜花賞馬⑱スターズオンアースに、M.デムーロ騎手は、阪神JFを制して復権を目指す⑥サークルオブライフに騎乗します。

ちょっと人気薄にも目を向けてみましょう!下の表は、6番人気以下で馬券になった馬に騎乗していた騎手です。

オークス過去10年・6番人気以下で馬券になった騎手

騎手着度数勝率連率複率
武幸四1-0-0-0/1100.0%100.0%100.0%
和田竜0-1-1-2/40.0%25.0%50.0%
横山典0-1-0-5/60.0%16.7%16.7%
津村明0-1-0-1/20.0%50.0%50.0%
松岡正0-0-1-5/60.0%0.0%16.7%
池添謙0-0-1-1/20.0%0.0%50.0%
藤懸貴0-0-1-0/10.0%0.0%100.0%


この中で今年騎乗するのは、横山典弘騎手(⑦ホウオウバニラ)、池添謙一騎手(④ルージュエヴァイユ)の2人です。頭の片隅に入れておいて、穴馬狙いで迷った時に思い出すといいでしょう。

次に、過去3年の東京芝2400m成績を見てみましょう。こんな感じです。

東京芝2400m成績(過去3年)

騎手着度数勝率連率複率
Cル19-13-4-19/5534.5%58.2%65.5%
Mデ7-3-6-23/3917.9%25.6%41.0%
福永6-2-2-16/2623.1%30.8%38.5%
Dレ5-1-4-12/2222.7%27.3%45.5%
三浦4-5-5-26/4010.0%22.5%35.0%
横(武)3-2-1-25/319.7%16.1%19.4%
戸崎2-10-3-25/405.0%30.0%37.5%
石橋2-5-3-30/405.0%17.5%25.0%
川田2-3-4-9/1811.1%27.8%50.0%
横(典)2-2-1-17/229.1%18.2%22.7%


異常かって言うぐらいC.ルメール騎手の成績が目立ち、ちょっと別格です。データからは、買わなきゃダメレベルです。⑱スターズオンアースは盤石と言ったところでしょう。

C.ルメール騎手は、置いといて…。他に注目しておきたいのは、連対率で30%を超えている福永祐一騎手と戸崎圭太騎手ですかね。

福永祐一騎手は、フローラステークスを制した⑨エリカヴィータに、戸崎圭太騎手は、⑯プレサージュリフトに騎乗します。戸崎騎手は、過去10年成績でも見たように、勝鞍はないですが、2着が3回あり期待しても良さそうです。

騎手データの推し
⑱スターズオンアース
⑯プレサージュリフト

05追い切りの推し

イチオシ
追い切りの推し
サークルオブライフ
5/18(水) 美浦(南W)
5F 67.5-52.2-37.4-11.1(馬なり)

チューリップ賞3着、桜花賞4着からの巻き返しを図るべく、この中間は5本の併せ馬を消化。量はもちろんのこと、先週はラスト3ハロン35.7-11.5秒、今週はラスト1ハロン11.1秒と抜群の切れを披露。中身も文句なしの調整過程を踏んできました。

今回は全ての馬が初めてとなる2400mが舞台となりますが、この馬は父が菊花賞、ジャパンカップを勝ったエピファネイア、母の父が菊花賞2着のアドマイヤジャパンで、距離延長は歓迎という血統背景を持ち合わせています。何より昨年の2歳女王であり、敗れたチューリップ賞、桜花賞ともに僅差の惜敗で力負けではありません。ここは反撃必至と見ます。

気配の良さではフローラステークス5着からの参戦となるルージュエヴァイユも光る存在。先週、今週とキビキビとしたフットワークを見せ、今週は池添謙一騎手が美浦に駆けつけての調整で何とも不気味に映ります。

桜花賞では16着と大敗を喫したライラックも攻め気配からデキ落ちは見られません。デビューから勝利と大敗を交互に繰り返し、フェアリーステークス1着は前走が勝ち馬と1.2秒差からの一変劇。桜花賞は16着といっても1.1秒差で再度の一変に期待です。

追い切り全頭評価

枠順馬名評価短評
1ウォーターナビレラB仕上り及第点
2スタニングローズB臨戦態勢整う
3アートハウスB活気ある動き
4ルージュエヴァイユB素軽い脚捌き
5サウンドビバーチェA伸び脚鋭さ増
6サークルオブライフS反撃態勢整う
7ホウオウバニラB終い鋭く反応
8ナミュールB活気ある動き
9エリカヴィータB動きキビキビ
10ラブパイローC先着はしたが
11ベルクレスタB行きっぷり良
12ライラックA納得の仕上り
13パーソナルハイB疲れ見られぬ
14シーグラスC気配目立たず
15ピンハイC上積みは一息
16プレサージュリフトB気合乗り良好
17ニシノラブウインクB仕上がり上々
18スターズオンアースB一連デキ保つ

06うまスクの激推し

必見
さぁ、最終更新の土曜日は、うまスクが激推しする1頭を公開します。

さっそく、行きましょう!オークスでうまスクが推すのはこの馬です!

⑦ホウオウバニラ


いやぁ、人気ないですね。まさかここまでとは…。超伏兵の激推しになりますが、期待したいですね!

まず、強調しておきたいのは、兄弟のビッシュです。この馬もフローラステークス5着からの巻き返しで、オークスでは3着に好走しました。

ホウオウバニラは、7着からの参戦になりますが、姉同様に好走する下地だけはありそうですよね!?

さらに、近親には東京芝2400mの重賞(青葉賞)を勝ったワンダフルタウンもいますし、父ドゥラメンテも同距離のダービーを制しています。

そう考えると、東京芝2400mで化ける可能性は秘めていそうです。

前走は、前残りの決着を追い込んでの7着。デビューからの2戦が先行していた事を見ると、本来の競馬ができなかったように思えます。

スタートがカギになりそうですが、そこさえ決めて自分の競馬に徹すれば面白いと思います。

抽選をくぐり抜けた運も味方につけ、ジャイアントキリングを見せてほしいですね。

昨年、ハギノピリナが16番人気(215.4倍)の超人気薄で3着していますし、この馬にも再現を期待したいところです。

思い切った高配当狙いなら馬券の端の方にはマークしておきたい1頭です!

07予想コンテンツ

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