5週連続東京G1のトリを飾るのは、春のマイル王決定戦・
安田記念(東京・芝1600m)。
本来であれば2歳時に朝日杯フューチュリティステークス、昨年はNHKマイルカップを勝ってマイルG1を2勝。ジャンタルマンタルが確たる主役なのでしょうが、暮れの香港マイルで13着と大敗。半信半疑であることは否めません。
ソウルラッシュはデータ面で好走馬が少ない7歳。シックスペンスは最内、ブレイディヴェーグは大外と極端な枠に分かれ、それもあってか人気はかなり割れています。
それはすなわち、穴狙いを好物とする当コンテンツの見せ場。ここでプッシュしたいのは、
エコロヴァルツです。
デビューから2連勝のあと、朝日杯フューチュリティステークスでは先に触れたジャンタルマンタルと0.1秒差の2着。華々しいスタートを切るも、3歳クラシック路線は菊花賞トライアルのセントライト記念で3着はあったものの、皐月賞、日本ダービー、菊花賞はいずれも不発と終わりました。
これだけではただの早熟ですが、仕切り直しとなったリステッド競走のディセンバーステークスで復活の狼煙を上げると、続く中山記念もシックスペンスにハナ差敗れるもの、ソウルラッシュには先着。更に大阪杯では10番人気の低評価を覆して3着のヨーホーレイクとハナ差の4着。中山記念がフロックでないことを証明するとともに、自身の完全復活をアピールしました。
今回は久々のマイル戦も、朝日杯フューチュリティステークスで結果を残していますし、中山記念を物差しにすると単勝オッズの差ほどの上位人気馬との実力差はないでしょう。
ちなみに、今週の東京競馬はJRA『エコ』チャレンジと称して、クリーンエネルギー競馬を開催。これは『エコ』ロヴァルツが来るサインでは!
それは冗談ですが、冗談を抜きにして買ってみたい1頭です!