今週のボヤキ
なんや知らん間にゴールデンウイークが明けてもた。世間はゴールデンウイークが明けて、グターっとなっている人も多いんとちゃうか。そんな時の特効薬が的中馬券や!
思えばワシが血気盛んだった頃は、休みのたんびにカブに跨って淀の競馬場までよう通ったもんじゃ。あの頃は道もすいとって、風を切って走るのがホンマに気持ちよかったもんや。そして、見事的中させて勝った日は、意気揚々と十三に繰り出して、朝までドンチャン騒ぎじゃ。今の若いもんは大人しいが、あの泥臭い熱気と勢いは昭和ならではてなもんだ。
今週の眼 京都新聞杯(G2)
「馬を見るな、枠を見ろ」。これがワシの鉄則じゃ。
今回の舞台は淀の芝2200m、京都新聞杯や。馬連も3連単もなかった時代、競馬の予想いうたら枠連しかなかったんや。今の連中は細かいデータだの走破タイムだの、数字ばっかり見よるが、ワシの流儀は全く違う。展開、運、そして何より「枠の並び」が全てじゃ。
馬連なら外れとるような結果でも、同じ枠の伏兵が突っ込んできて「保険」が効く。これが枠連最大の魅力てなもんだ。京都新聞杯といえば、昔は菊花賞への登竜門として秋に行われとってな。マチカネフクキタルが神戸新聞杯とここを連勝してそのまま菊花賞馬になったり、春に移ってからもキズナがここから羽ばたいたりと、名馬のドラマがぎょうさん詰まったレースや。あの頃の熱気は今でも忘れられん。今年の淀も、どの枠に運が転がり込んでくるか、じっくり見定めてやるんやで。
親父の赤鉛筆【最終結論】
買い目はこうじゃ。
京都新聞杯(G2)
4枠 - 総流し
このレースが春に移り、ダービーの前哨戦となってから、かなりの時間が経ったが、未だに菊花賞トライアルのイメージが強い。
それはどうでもエエんやが、今年の京都新聞杯、デンマ(出馬表)からオーラが沸き立っとるのは……、4枠や。
バドリナートは初勝利が強い内容で、オープンも連勝。ホープフルSでも5着に食い込んだ。皐月賞は間に合わんかったが、ダービーでも面白い存在になるかもと思うとる。
もう1頭のカムアップローゼスも渋太い脚が売りで、祖母が名牝ファレノプシス。この馬もバカにはできん。ここは青い帽子に注目やで!
残りの枠は全流しじゃ!
■淡輪 粂治(たんのわ くめじ)
競馬歴およそ半世紀。一番の思い出は1990年有馬記念。
4枠にオグリキャップ・メジロアルダン、3枠にメジロライアン・サンドピアリスが入ったオグリキャップの引退レースでメジロアルダン・サンドピアリスに想いを馳せて枠連3-4勝負。
まだ馬連がなかった時代。馬連であれば外れていた馬券が今も頭を駆け巡る昭和の競馬親父。
もちろん1987年の有馬記念。『ユ』ーワジェームス・『メ』ジロデュレンが4枠に入った『ユメ』の万馬券も的中させている。
また、プロ野球もこよなく愛し、少年時代は大阪球場、西宮球場で憧れの選手を追いかけ、プロ野球名鑑を手に遠くから選手の自宅を見ていたピュアな心の持ち主でもある。
相手がどこに来てもええように網を張る。これが大人の喧嘩の仕方ってもんじゃ。