今週のボヤキ
5月に入ってすっかり暖かくなったのう。最近の若いもんはちょっと暑いだけですぐに部屋へこもってクーラーをつけよるが、ワシが若い頃はスーパーカブに跨って、汗水垂らしながら競馬場に通ったもんじゃ。
淀(京都競馬場)といえば、なぜか焼鳥丼。これももちろんバッチグーなんやが、鉄火場で喰らううどんの味も、また格別や。午前中のレースで鼻血を吹くほど負けてたら、出汁のしみた「すうどん」のみ。逆にええ配当を当てて勝ってたら「おいなりさん」とのセットや。あのうどんの匂いを嗅ぐと、カブのエンジン音と一緒に昔の淀の風景が蘇ってくるてなもんだ。
今週の眼 NHKマイルC(G1)
「馬を見るな、枠を見ろ」。これがワシの鉄則じゃ。
さて、今週は東京でNHKマイルカップじゃ。過去を振り返れば、エルコンドルパサーやらクロフネやら、とんでもないバケモンが力でねじ伏せた歴史もあるが、最近は人気馬がコロッと負けて荒れることも多い。ガチガチで決まるかと思いきや、訳のわからん伏兵が突っ込んできて波乱を巻き起こすのがこのレースの恐ろしいところや。
昨今はタイムやらデータばっかり睨めっこしとる連中が多いが、そんなもんはアテにならんで。ワシの流儀は、展開や運、そして何より「枠の並び」を重視することや。馬連やら3連単やらがない時代から、ワシはこの枠連一本で勝負してきた。同枠にええ馬が2頭入ったら、レース中の不利で片方がコケても、もう片方がカバーしてくれる。
この完璧な「保険」こそが、枠連最大の強みなんじゃ。令和の時代になっても、この券種の優位性は揺るがんてなもんだ。
親父の赤鉛筆【最終結論】
買い目はこうじゃ。
NHKマイルC(G1)
5枠 - 総流し
NHKマイルC言うたら、始まった頃は「マル外」のダービーって言われとったな。今年のマル外は1頭だけ。G1になって30年、時代も変わったもんや。
そんな訳で、更にデンマ(出馬表)に目を凝らす。ここでまばゆい光を放っとるのは……、5枠や!サンダーストラック、エコロアルバ、どっちも魅力十分やな。
サンダーストラックはなんちゅうても鞍上がルメールや。前走はちょっと情けなかったが、今度はビシッとやりよるはず。
エコロアルバは朝日杯FSで連勝は止まったが、まだ底を見せとらん。この5枠は激アツやで!
残りの枠は全流しじゃ
■淡輪 粂治(たんのわ くめじ)
競馬歴およそ半世紀。一番の思い出は1990年有馬記念。
4枠にオグリキャップ・メジロアルダン、3枠にメジロライアン・サンドピアリスが入ったオグリキャップの引退レースでメジロアルダン・サンドピアリスに想いを馳せて枠連3-4勝負。
まだ馬連がなかった時代。馬連であれば外れていた馬券が今も頭を駆け巡る昭和の競馬親父。
もちろん1987年の有馬記念。『ユ』ーワジェームス・『メ』ジロデュレンが4枠に入った『ユメ』の万馬券も的中させている。
また、プロ野球もこよなく愛し、少年時代は大阪球場、西宮球場で憧れの選手を追いかけ、プロ野球名鑑を手に遠くから選手の自宅を見ていたピュアな心の持ち主でもある。
相手がどこに来てもええように網を張る。これが大人の喧嘩の仕方ってもんじゃ。