元教官・蓑田早人の蓑田塾
笑うのは乗り替わりか?継続騎乗か?
こんばんは。蓑田です。
今週から新潟と中京で、昼休みのある競馬が始まるね。昨年は試験的に2週間だけ行われたが、今年からは本格的にこの形で開催が行なわれるようだ。
新潟だと5Rが11時50分で、6Rが15時10分。普段はおおよそ30分間隔でレースが行われるところ、3時間と20分もの間隔が空いている。
これはなかなか騎手にとっても対応が大変だろうね。もしも私が現役の時にこういう制度があったら、やはり難しいと感じながらの競馬になったんじゃないかな。
この時間をどう過ごすかは騎手によってまちまちだと思うけど、ギリギリの体重で調整している騎手は時間があるからといって飲食も取りづらい。
レース自体が休みという形で大きく間隔が空くこと、そして普段は行なわれない時間帯までレースが続くことで、集中力をキープするのも大変だろうね。
あとは、土日で違う競馬場で騎乗する場合などは、移動もなかなか大変なようだね。馬のために最も暑くなる時間のレースを避けるというこの仕組みだが、人の方は騎手、厩舎関係者からファンの方々まで大変そうだ。
元教官・蓑田が厳選!
日曜一番【武豊】
先週の小倉記念は松若風馬騎手のイングランドアイズが勝利。ある意味で夏競馬らしい、軽ハンデの格上挑戦馬の勝利となった。
重賞実績馬が頼りなく、昇級初戦の馬たちが人気になっていたようなメンバーだったので、どんな馬にもチャンスがあったということだろう。その中で枠順、展開、デキの良さを活かして勝負どころからの進路取りもよかったイングランドアイズの勝利だった。
今週の関屋記念は今年からハンデ戦に。ボンドガールは実質トップハンデの56キロでの出走となるが、それでもこのメンバーなら中心として信頼したい。
この馬にはずっと武豊騎手が騎乗していたが、以前にも何度か話しているように、他の騎手が乗ってのレースも見てみたいと思っていた馬。ルメール騎手が乗ってどういう競馬を見せてくれるかに注目しているよ。
そして、武豊騎手はというと、東海Sのヤマニンウルスに騎乗する。
依頼の順番、それぞれの馬に騎乗が決まった順番、誰の意思が優先されたかという正確なところは分からないが、形としてはボンドガールを蹴ってヤマニンウルスに乗っている訳だからね。チャンスはあるんじゃないかな。
東海Sは4連勝中のビダーヤも見逃せない1頭で、こちらはビダーヤとヤマニンウルスの2頭軸で馬券が取れれば一番簡単かな。
ちなみに、武豊騎手は土曜札幌から日曜中京という形だが、札幌だけは普段通りのスケジュールで16時にレースが終わるので、最終レースに乗ってからの移動でも問題ない。土曜日は最終レースまで騎乗し、日曜日は2Rから乗っている。
日曜の騎乗一覧と評価
レース | 条件 | 馬名 | 評価 |
中京2R | ダ1800m | エポエポサン | A |
中京3R | 芝2000m | リントゥラウル | B |
中京7R | ダ1400m | ヤマニンウルス | A |
中京8R | 芝2000m | ピエタンツァ | A |
中京10R | ダ1400m | $メティエダール | B |
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■3つの好走ポイント
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2.逃げ馬は押さえておくべき →昨年はトゥージボンが逃げ切り勝ち
3.前走酷量=実績馬が好成績 →前走時重い斤量を背負っていた実績馬
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