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元教官・蓑田早人の蓑田塾

今週も期待大！ようやく流れが変わったか!?

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こんばんは。蓑田です。

先週の中山記念は私も注目馬として取り上げていたヒシイグアスが勝利。

松山弘平騎手はこれが4か月ぶりの重賞勝利だったようだ。ちょっと去年の秋以降は有力馬の乗り替わりがあったり、人気馬で結果を出せなかったりと重賞、G1でなかなか流れに乗れていなかったが、この勝利で変わってきそうだね。

ただ、中山記念は結果の出なかった有力馬が多かったのも気になった。ダノンザキッドについてはパドックから明らかに状態が良くなかったが、ソーヴァリアントの負け方は不可解だし、スタニングローズもあの展開ならもっとやれたはずだよ。

さて、今週の日曜日は中山で弥生賞が行われる。今のところ私は京成杯を勝ったソールオリエンスが皐月賞路線では一番だと思っているが、新たな有力候補がでてくるだろうか。

松山は中山記念と同じく堀宣行厩舎とのコンビ。タスティエーラは2月で引退した福永からバトンを引き継ぐ形になる。有力候補の1頭と言っていいだろうね。あとはトップナイフや、それに京都2歳Sで勝っているグリューネグリーン。有力馬の回避が多く、却って混戦になっている感じがするよ。

日曜日の松山は9Rの湾岸Sでも堀厩舎のレインフロムヘヴンに騎乗する。この馬も勝ち負け候補。あとは5Rのインオービットも陣営が期待しているので松山に依頼したらしいね。初出走で人気はなさそうだけど気にしておきたい。

日曜の騎乗一覧と評価

レース	条件	馬名	評価
中山2R	ダ1200m	エマウリオマレプ	B
中山3R	ダ1800m	グランデアマポーラ	B
中山4R	ダ1200m	スコラーリ	B
中山5R	芝2200m	インオービット	B
中山9R	芝2200m	レインフロムヘヴン	A
中山10R	ダ1800m	シークレットラン	C
中山11R	芝2000m	タスティエーラ	A

今週はいよいよ39期生のデビューだ。

それぞれの騎手たちについては先週までに私が知っている範囲で紹介してきたし、今週の競馬ぶりの印象については、日曜の競馬まで見届けてから、また来週にでも話してみようと思っているよ。

土曜日は田口寛太騎手がデビュー初騎乗となった阪神1Rで2着。4年連続での『初騎乗初勝利』とはならなかったが、しっかり乗れていたと思うよ。

そして、中山12Rでは小林美駒騎手が本当にあと一歩の3着。東西で盛り上がるシーンがあったのは良かったよね。

39期生に関しては、私はもう直接的に指導をしたりといった関わりはほとんどないんだ。確か、39期生は横山賀一教官がメインで担当していて、一つ上の38期生は坂本勝美教官が担当だったかな。

やっぱり、教官の立場では、模擬レースの時と騎手としてデビューする時、これが一番緊張するね。

私はあまり自分のためには神頼みだとかゲンを担ぐとか、そういうことはしない人間なんだけど、教え子が模擬レースをやる時とデビューする週。この時は自分のためじゃなく教え子たちのために神頼みをしていたよ(笑)

今週の横山賀一も、きっと似たような心境で6人のデビューを見守っていると思うよ。なるべく早く初勝利を挙げる騎手が出てくるといいね。

そういえば、横山賀一は小林勝太騎手がイチオシだと言っていたかな。模擬レースで4勝を挙げてアイルランド大使特別賞も受賞しているくらいだからね。


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