東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2021年01月04日]

【中山金杯・京都金杯】二つともとは欲張らない…

本日4日は吉祥寺の居酒屋「青夷」も新年開店の初日。どんな常連さんがいらっしゃるやら。正月休み中に、久しぶりにペピーノ・ガリアルディの唄う「ガラスの部屋」をバックに自虐ネタをぼやくヒロシをテレビで観た。「ヒロシです。もう愚痴をこぼすのは止めようと思いました。そしたら何も話すことがなくなりました」とか。連れにTOKIOの城島茂が出ていて「茂です。もう駄洒落を言うのを止めようと思いました。そしたら何も話題がなくなりました」とか。

競馬ファンなら、いくらでもできそうな気がする。

「長年の競馬ファンです。もう競馬を止めようと決意したことがあります。そしたら土日にやることがなくて、やはりその決意を止めました」

「運のない競馬ファンです。当たり馬券は必ず売っていると聞いています。でも、必ずといっていいほど買っていません」

「正月明けの競馬ファンです。新年早々、金杯で乾杯と酔いたいものです。でも、気がついたら、完敗になってしまいそうです」

この種の自虐ネタならいくらでもありそうだから、競馬ファンはけっこうマゾかもしれない。今回はヒロシ版「青夷」常連組でやってみる。

「口撃機関銃ヤマです。中山は、同馬主コントレイルの影武者のような⑪ディープボンドの安定力中山に賭けます。京都(中京)は、成長著しい⑯トリプルエースです。でも、有馬の狙い馬ブラストワンピースが競走中止になり、その傷がまだ癒えていません」

「ギャンブル狂師ミノです。中山も京都も沖縄路線で行きます。⑥カデナ(嘉手納)と⑩シュリ(首里)です。お正月で酒を飲みすぎて、それぐらいしかアイデアが浮かびません」

「穴党専科のマスターです。狙っていた馬が絶好枠に入り、前で競馬ができる②テリトーリアルで乾杯です。でも、京都は完敗しそうなので棄権します」

真打ち登場で、「ワイドの凌です。中山も京都(中京競馬場)も当地で実績のある馬を選びます。中山金杯が、⑨ヒシイグアス⑬シークレットラン京都金杯④ピースワンパラディ⑩シュリにします。どうやらミノ先生の悪酔いに感染して、それくらいのアイデアしか浮かびません」

二つともとは欲張らない。せめてどちらかでも当たれば、新年の幸先も開けるのだが。


中山金杯

⑨-⑬ ワイド1点で勝負する

⑨-⑬ 2頭軸で3連複総流し15点で遊ぶ

京都金杯

④-⑩ ワイド1点で勝負する

④-⑩ 2頭軸で3連複総流し14点で遊ぶ


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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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