境和樹の穴馬券ネオメソッド

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】


AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)


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中山11R ターコイズS(GⅢ)(芝1600m)

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OP特別時代から、ターコイズSはキングマンボニジンスキーが特注血統。

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まずはキングマンボ系保持馬。昨年は該当馬が揃って凡走に終わりましたが、OP特別時代も含めてコンスタントに活躍しています。また、14年9人気1着ミナレットはキングマンボ系サンデーであるスズカマンボ産駒でした。
牝馬限定重賞に強いキングマンボ系は、このレースでもその適性をフルに発揮します。かつては16人気という超人気薄を2頭も連対圏まで引っ張り上げていますから、重要性の高さは疑いありません。

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もうひとつの重要系統がニジンスキー系。これは保持のみならず内包まで要チェック。

そもそも、このレースが今と同じ中山芝1600で行われるようになった06年が、1着コスモマーベラス(母父ニジンスキー)、2着ウイングレット(父タイキシャトル)、3着ピサノグラフ(母父カーリアン)と、ニジンスキー系統保持・内包馬の1~3着独占。この時点で、先々まで続くターコイズSとニジンスキーの蜜月関係は始まっていたと考えられます。

初年度以降も、ニジンスキー系サンデーのダンスインザダークを父に持つザレマの07年、08年の連続好走、11年に14人気で勝ったマイネプリンセス(母母父マルゼンスキー)など、常に活躍が目立っているニジンスキー系。
直近でも、17年、18年と5人気で連覇したミスパンテールが母母父にマルゼンスキーを内包していました。

今年のターコイズSも、キングマンボとニジンスキーの血に注目。

①レッドレグナント
(父ロードカナロア)

③フェアリーポルカ
(父ルーラーシップ)

④ビッククインバイオ
(父キングズベスト)

⑥インターミッション
(母父キングカメハメハ)

⑦ドナウデルタ
(父ロードカナロア)

⑨アロハリリー
(母父キングカメハメハ)

⑩モルフェオルフェ
(母父キングカメハメハ)

⑯トロワゼトワル
(父ロードカナロア)

⑥インターミッションは、母父にキングカメハメハを保持しておりキングマンボ系保持馬に該当。さらに、今年の出走馬で唯一のニジンスキー系内包馬(母父カーリアン)。

中山マイルは4戦して、OPのアネモネS勝ちを含み【3-0-1-0】と走り慣れたベストコース。春は線の細さが目立っていた馬が、ひと夏越してシッカリ成長していた点に好感。
母レイカーラは、OP特別時代ながら13年のこのレースの勝ち馬。親子制覇のチャンス十分です。



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中京12R
大須特別(ダ1400m)
⑮スズカアーチスト

⑮スズカアーチストのダート戻りを歓迎します。

まずは、エンパイアメーカー産駒だということ。
過去2年、芝8勝に対してダート54勝のエンパイアメーカー産駒。芝でも走れないことはありませんが、やはり主戦場はダートと見るのが正着です。

また、この馬が属するアイシースズカ母系は、これまで芝で未勝利、ダートで6勝というコテコテのダート血統。

血統的には、明らかにダートが良い⑮スズカアーチスト

近走(なぜか)芝1400にこだわって使われていますが、大負けしない代わりに複勝圏も遠いという現状。しかもいずれも切れ負けばかりというところから、馬自体の本質もダート馬なのでしょう。
かつて東京ダ1600で惨敗していた頃は、抑えが利かず自爆していた馬。あの一連でダート適性を判断するのは早計で、芝で控える競馬を教え込んだ今なら、本来の適性を発揮してくれるはず。

粒揃いのメンバーで人気の盲点になる今回が狙い目と見ました。

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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