うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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東京11R　サウジアラビアRC（G3）(芝1600ｍ)


サウジアラビアRCは、米国血統が鍵を握ることが多いレース。

早期の2歳重賞らしく完成度の高さが問われ、また、特に良馬場で行われる場合は高速耐性が必要不可欠になる舞台。米国血統の持ち味がフルに生きる下地が整っているということです。



昨年の2着馬インフィナイトは、母父がアグネスデジタル。活躍の場は日本でしたが、米国産のクラフティプロスペクター産駒。血筋そのものは米国性の強い血統です。
その他、一昨年の2着馬クラヴァシュドールは母父がストームキャット系ジャイアンツコーズウェイ。18年の勝ち馬グランアレグリアは、ディープ×タピット。これが一番分かりやすい好走パターンで、2歳重賞×高速競馬に抜群の適性を有する配合が、そのまま結果に直結したパターンですね。

おそらく良馬場で行われることが濃厚な今年のサウジアラビアRC。米国血統に着目して候補馬を抽出します。

⑥コマンドライン
(母父ティズワンダフル)

⑦ウナギノボリ
(父ドレフォン)

⑥コマンドラインは、母父のみならず母母父もボールドルーラー系ジェネラルミーティングと、コテコテの米国母系を持っており、いかにもこのレース向きのタイプ。まず崩れないとは思いますが、穴と狙えば⑦ウナギノボリ。

既に初年度産駒から重賞勝ち馬が出る(ジオグリフ＠札幌2歳S)など各所で活躍しているドレフォン産駒。ストームキャット系らしい完成度の高さもまた、このレースの穴パターンに合致します。人気上位の3頭は強力ですが、割って入るならこの馬だと見ています。

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東京12Ｒ
3歳上2勝クラス(芝1400ｍ)
◎③ムーンライト

東京芝1400の穴血統といえば、真っ先に名前が挙がるハーツクライ。

19年以降の成績は【5-8-6-35/54】勝率9.3％、連対率24.1％、複勝率35.2％。そう抜けた数字ではありませんが、複回率124％が示す通り、穴馬の激走も多数。
秋開催に限定すれば【2-4-2-12/20】勝率10.0％、連対率30.0％、複勝率40.0％。昨年も10人気3着ミュージアムヒル、12人気2着シーチェンジに5人気1着カトルショセットと、破壊力のある馬券を何度も提供しています。

秋開催開幕週の東京芝1400に登場するハーツクライ産駒が③ムーンライト。

ベストより1ハロン長い1600で先行した上での適距離戻り。このローテも実に魅力的。好枠で脚を溜め直線で鋭伸のシーンが容易に描けます。

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