佐々木主浩の大リーグボール22号

第213球 [2012年6月23日]

【STV杯】まだまだベテラン健在!

今週は愛馬に会いに北海道の牧場へ足を運んできましたので、まずは近況報告から。

既に新聞でも秋はローズSから始動することが報道されたヴィルシーナは、放牧直後こそ体のバランスが崩れていたようですが、今はそれも良くなり元気一杯な姿を見せてくれました。オークス当時が432キロで現在は約470キロ。数字の上では大きく増えていますが、見た目に太い感じはしませんでした。お盆前には帰厩し、引き続き内田騎手ジェンティルの3冠阻止を狙います。

名古屋で2勝を上げた後、しばらく休養していたファルスターは、このまま順調なら7月22日の知床特別で久々に中央復帰となりそうです。そして、スペルヴィアも札幌開催を目標に調整されています。

ヴァレンティーアランギロアの2歳馬2頭は、万全の状態でデビューを迎えさせたいとの事ですので、もう少し時間がかかりそうとの事。中京開催でのデビューを目指していたヴァレンティーアは一旦、ノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。

そして、いよいよ来週はマジンプロスパーCBC賞に出走。1週前追い切りでも楽に好時計を出したように状態は万全。来週の日曜は私も中京競馬場に行って現地で応援してきます。

それでは、土曜は函館のメイン【STV杯】を検討していきたいと思います。

函館開催も2週間が過ぎ、三浦川須吉田隼といった若手騎手の活躍が目立つ中、かつて“北の帝王”と呼ばれていた藤田騎手は、ここまでわずか1勝。今年40歳を迎えた彼も、世代交代の波が押し寄せてきているのは十分感じていることでしょう。ただし、勝ち星は1勝でも2着は8回もあり、連対率は39.1%。この連対率は、20鞍以上の騎乗数がある騎手に限れば断トツのトップ。今年、函館で23鞍に騎乗し、1人気馬への騎乗が2回だけということを考えれば、驚異的な数字と言えるでしょう。まだまだベテラン健在!コースを知り尽くした熟練の手綱捌きで、これからもファンを魅了して欲しいと思っています。
そういう訳で【STV杯】は、藤田騎手騎乗のクロワラモーから入ります。

相手には、前走で洋芝への適性を示したラインアンジュ、降級+洋芝へのコース替わりでで勝ち負けに加わってきそうなレッドエレンシア。追い切りで抜群の動きを見せたフレデフォートに、函館なら大崩れはないルリニガナ。以下、マイネショコラーデスマートムービーまでを相手として考えています。


【by佐々木主浩】

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佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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