大リーグボール22号[第412球]
【皐月賞】総合的に判断した上での◎
先週の桜花賞とは打って変わって、皐月賞は本当に悩みました。例年に比べ、力関係の見極めが難しく、どこからでも入れそうなメンバー構成ですが、ローテーション、コース経験、今の中山への馬場適性、成長度合い、鞍上など総合的に判断した上で今年の皐月賞は、
ワンアンドオンリーから入ろうと思います。
近年、スプリングS組の活躍が顕著なのは、中3週という適度な間隔で臨める事が理由として挙げられます。弥生賞だと中5週となり、やや間隔が空き過ぎるのでしょう。それでは、なぜ、弥生賞組のワンアンドオンリーを選んだのかというと、まず、馬の消耗度合いです。力のある馬が集まる弥生賞を好走すれば、それだけ馬は消耗します。弥生賞を制したトゥザワールドは、皐月賞が既に今年4戦目。ハナ差で何とか追撃を交わすというレース内容から、本番のここで大きな上積みが見込めるかと言われるとどうでしょうか。当然、力は認めますが、今回は相手候補の1頭としました。
それに比べ、ワンアンドオンリーは、弥生賞が2ヵ月半振りの年明け緒戦でプラス10キロと明らかにお釣りのある状態での出走。橋口先生にとっては、悲願のダービーこそが最大目標なのは分かりますが、この中間は坂路で自己ベストをマークするなど、一冠目から狙えるほどの上積みを感じます。力の要る今の中山も血統的に問題ないでしょうし、何せ鞍上は中山を知り尽くしたヨコテン。更に暮れのラジオNIKKEI杯2歳Sを今回と同じ中5週で勝っている事も付け足しておきましょう。果たして、最内枠からヨコテンがどんな競馬を見せてくれるのか、非常に楽しみです!
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