佐々木主浩の大リーグボール22号

大リーグボール22号[第433球]

【白川郷S】自分の形に持ち込めば

まずは先週の報告から。宝塚記念へ出走したヴィルシーナは逃げ粘って3着。終始、フェイムゲームからプレッシャーをかけられながら、直線で同馬を競り落としてからも最後まで渋太く伸びてくれました。内々を突いた為、外から来たゴールドシップに馬体を併せることはできませんでしたが、初めてジェンティルに先着する事ができましたしユーイチは上手く乗ってくれました。

ただ、当日の馬場が“良馬場発表”だった事には首を傾げざるを得ません。話を聞く限りでは金曜の晩に降った雨の影響が残っていたようですし、ゴールドシップが得意の重たい馬場だったとの事。確か去年の宝塚も同じような感じの“良馬場発表”だったと記憶していますが、馬券を購入するファンの為にも馬場状態の発表はもっと分かり易く行ってもいいのではないかと思います。


それでは、土曜は中京のメイン【白川郷S】を検討します。

ここは唯一の降級馬・サトノプリンシパルの巻き返しに期待します。本質的にベストの距離はマイルあたりでしょうが、ハナを切れれば重賞でも好走したように千八も対応可能。これまで3度コンビを組んでいる川須騎手とはまだ結果が出ていないものの、その3走は全てスタートを決めています。今回もスタートを決め自分の形に持ち込めば自ずと結果はついてくるはずです。

相手には、前走を叩いた上積みが見込める

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大リーグボール22号とは?

驚異の相馬眼を持つG1オーナー【佐々木主浩】のメインレースの最終見解が読めるのは『うまスクエア』だけ。また、愛馬の最新情報など、ここでしか絶対に読めない内容が超満載。
佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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