佐々木主浩の大リーグボール22号

大リーグボール22号[第462球]

【シリウスS】克服可能

突然ですが、今週、馬主になって初めて体験するする出来事がありました。こう書くと、何か特別なことを想像されるかもしれませんが、何が“初体験”なのかというと、今持っている所有馬10頭が全て入厩したんです。当然、入厩しているということはレースへ出走する為ですので、今週のマジンプロスパーを含む3頭をはじめ、10月は毎週、私の愛馬がどこかの競馬場で走ります。

どの馬にも決して無理をさせず、適度な休養を挟んたローテーションが多いので、なかなか全頭が入厩という状況はこれまでなかったのですが、放牧先、厩舎でいつもベストな仕上げを施してくれる全ての関係者の方へ改めて感謝しています。

また、今週は、今や私の主戦騎手とも言える現在、骨折療養中のウチパクと話す機会があったのですが、今週の検査の結果次第で2週後の府中牝馬S(ヴィルシーナ)で復帰できるとの事でした。まあ、遅くてもその翌週の菊花賞(ヴォルシェーブ)には乗るようなので、報道されているよりは早く実戦に復帰できるようです。さすがトップアスリートですね。

それでは、土曜は阪神のメイン【シリウスS】を検討していきます。

このレースは、阪神4戦3勝、その内2000m2戦2勝のコース巧者・ナムラビクターが、トップハンデの58キロを克服できるかどうか、ここに的中の鍵が隠されているんじゃないかと思っていますが、結論から言うと「克服は可能」。57キロの前走で敗れ、今回が初の58キロですが、元々、520キロ以上と馬格がありますし、今回は2走前にニホンピロアワーズを力で捻じ伏せた阪神へのコース替わり。しっかり一変してくれるはずです。

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大リーグボール22号とは?

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佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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