佐々木主浩の大リーグボール22号

大リーグボール22号[第464球]

【大原S】全てが味方に

今週は、土曜の京都3Rにジョヴィアル、日曜の京都2Rにシュヴァルグラン、京都10Rにファルスターが出走します。中でも前走が惜しい2着だったシュヴァルグランには大きな期待を寄せていますが、そんな中、先週のレースで15着に敗れたランギロアが抹消されました。

ランギロアは、ヴィルシーナやファルスター、シュヴァルグランと同じハルーワスウィートの子供です。アグネスタキオンのラストクロップという事でこの仔にもデビュー前から相当期待していましたが、一度、首を痛めてからはなかなか力を発揮する事ができず、名古屋での3戦を含め、僅か8戦でターフを去る事になりました。今後は、中尾先生とも話をして知り合いのところで乗馬として余生を過ごしてもらいます。首の痛みで走りにくい、走りたくないという時もあったと思いますが、今までよく頑張ってくれました。本当にお疲れ様。


愛馬の中には、過去には引退後、乗馬や繁殖牝馬になるのは勿論、馬術競技の道へ進んだり、中央で抹消後、未だに高知で走っているキャプテンマジンなど、様々な余生を送っている馬がいます。みんなそれぞれの土地で可愛がってもらっているようで、連絡をもらったりして話を聞く度に元馬主としてはいつも感謝しています。


それでは、土曜は京都のメイン【大原S】を検討していきます。ここは開幕週の馬場も、直線が平坦な京都も、自身の脚質も、今回の枠順も全てが味方するバッドボーイ中心でいいでしょう。ベストは1800mかもしれませんが、内回りの2000mであれば粘り込めるはずです。

相手には…

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大リーグボール22号とは?

驚異の相馬眼を持つG1オーナー【佐々木主浩】のメインレースの最終見解が読めるのは『うまスクエア』だけ。また、愛馬の最新情報など、ここでしか絶対に読めない内容が超満載。
佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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