佐々木主浩の大リーグボール22号

大リーグボール22号[第508球]

【オーシャンS】条件が揃ったここが勝負

先週日曜のメルマガで、愛馬ヴォルシェーブの勝利と、次走が桜花賞当日に行われる大阪―ハンブルクカップであることをお伝えしましたが、その後の検査の結果、屈腱炎を発症している事が判明。OP入りした直後で非常に残念ですが、今後のローテーションが白紙となってしまいました。シュヴァルグランといい、ヴォルシェーブといい、今年はなかなか期待馬が流れに乗れずにいますが、それだけに今月末の毎日杯で復帰予定のシュヴァルグランには大きく期待しています。


それでは、土曜は中山のメイン【オーシャンS】から検討していきます。

ここは、前走がフロックと見られているのか、前売りの段階から評価が低いサクラゴスペルから入りたいと思います。前走は58キロを背負いながら、 一旦は抜け出すかという好内容で勝ち馬とはタイム差なしの2着。ヨコテンへの乗り替わりもプラス材料でしたが、最大の要因は中山へのコース替わり。元々、サクラゴスペルは、オーシャンSの一昨年の勝ち馬で、中山の1200mでは【2-1-0-1】というコース巧者です。状態さえ戻れば得意条件で巻き返してくることはある程度、予測できた馬でした。

そして今回、前走から3ヶ月も間隔が空いたと見るか、得意条件のこのレースまで待ったと見るかですが、昨年のローテーションが全て2戦使って休養というローテだっただけに、間隔を空けてここへ使ってきたのは予定通りでしょう。更に心強いのが鞍上の戸崎。これだけのトップジョッキーを直前で捕まえられる訳がなく、前々から今回の騎乗は決まっていたはず。恐らく、厩舎サイドとしても、56キロで出走でき、尚且つ、戸崎を確保できたここが勝負だと思います。

相手には…

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大リーグボール22号とは?

驚異の相馬眼を持つG1オーナー【佐々木主浩】のメインレースの最終見解が読めるのは『うまスクエア』だけ。また、愛馬の最新情報など、ここでしか絶対に読めない内容が超満載。
佐々木 主浩

伝家の宝刀・フォークボールで日米通算381セーブの金字塔を打ち立てた“大魔神”2006年11月に馬主登録を行い、僅か5年半後の2012年2月にはクイーンカップで所有馬のヴィルシーナが1着となり、馬主として初めて重賞競走を制覇すると、さらに翌々週には阪急杯でもマジンプロスパーが優勝。2013年5月12日ヴィクトリアマイルでヴィルシーナが優勝し、初のGI競走制覇を果たす。

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